今回はICUのストレスについて
書かせていただきます。
ICUはたくさんの重症な患者さんをみて
たくさんのやりがいを感じられそうですよね!
その一方でストレスフルな病棟であると言えます!
なぜなら重症な患者さんが来るからこそ、
細かい変化に注目したアセスメントが必要になることや
急変などになる事も多いからです・・。
さらに
夜勤の回数なども一般病棟と違ってきます。
そういったことでICUはストレスフルな病棟なのですね・・。
あなたもICUがどんな病棟か知っておきましょう!
転職した後に
「こんなハードな職場だと思ってなかった!」
「こんな職場なら転職しなかったのに!」
なんて思ったら最悪ですからね!
また
自分がICUに向いているのか?
そうでないか?
を知れて自分のスキルアップの進め方がはっきりしますよ!
ということで今回はICUと同じく
特殊病棟のHCUで働いている私が、
ICUのストレスについて説明させてもらいます!
ICU看護師にはどんなストレスがあって大変なの??
ICU看護師にはどのようなストレスがあって
どんな事が大変なのか見ていきます。
そもそもICUとは
いわゆる重症の患者さんがいる病棟です!
病棟はワンフロアになっています。
受け持ち患者数が少なく設定されており
様々な機材が整っていますね。
では、ICU看護師には
どのようなストレスがあり大変なのでしょうか。
➡︎【参考記事】 看護師が転職すると貰える再就職手当って何!?貰い方・条件は??
ICU看護師は患者さんの全身管理がストレスで大変!
ICU看護師がストレスで大変なことは
患者さんの全身管理です!
ICUで全身管理をすることはとても大変です。
ちょっとした変化も見逃さない
鋭い観察力が必要になります。
さらにそれの原因は何なのか
何が起きているのかを
アセスメントする必要性もあります。
というのも
ICUの患者さんは常に全身状態が不安定だからです!
ICUには重症な患者さんがおり
時には一般病棟から急変した患者さんも運ばれてきます。
患者さんの状態が不安定ですと
少しの変化も急変につながる危険性があります。
そのため
一瞬も気が抜けません!
例えば
ドレーンなどの排液がある場合は
その排液が正常なのか
異常なのかも見ていかなければなりませんね!
また
ICUには肺の機能が悪化し
自力で呼吸が難しい患者さんがいます。
そんな患者さんへ呼吸器を装着したり挿管をして
患者さんの全身管理を行います。
交通外傷で骨折や創がたくさんある患者さんもいます。
さらに脳出血やくも膜下出血などで
意識レベルが悪い患者さんもいます。
そんな患者さんは全身状態も不安定で急変のリスクがあります。
という事でちょっとした変化も見逃さない観察力が必要で
気も抜けないため
全身管理をすることは大変なのですね。
ICU看護師は患者さんの急変時の対応がストレスで大変!
ICU看護師がストレスで大変なことは
急変時の対応です!
ICUで急変があると素早い判断と落ち着いて動ける心
迅速な行動が必要になります。
そのため
常に気を張っていなければならずストレスがたまります。
ICUでは全身状態が不安定な患者さんが多くおり、
全身管理を行っていても急変する事があります・・。
ICUの患者さんはすでに重症なため、
一分一秒でも大切になり
命にかかわります!
例えば心疾患があり
心停止してしまうと
除細動器や心臓マッサージを行います!
さらに挿管する事や
機械が取り付けられることもあります。
場合によっては
緊急手術になる事もあります。
急変時は素早い判断や迅速な行動が必要になり、
気を張っていなければならずストレスがたまるのですね。
ICU看護師は患者さんの緊急の手術がストレスで大変!
ICU看護師がストレスで大変なことは
患者さんの緊急の手術の対応です!
ICUには既往歴が非常に難しかったりする患者さんがいます。
そのため患者さんの状態を理解する事は大変です!
さらに
様々な処置ができないといけないといけません。
というのも
緊急の手術を行う事があるからです。
緊急手術は様々な科の患者さんが来ます。
そして
たくさんの知識が必要とされます。
また創部の処置なども必要です。
患者さんには侵襲があるため、
痛みを訴える患者さんもたくさんいます。
そういった患者さんへ素早い対応が必要になる事や
患者さんの状態を理解しなければならず大変なのですね!
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ICU看護師は機械の操作がストレスで大変!
ICU看護師がストレスで大変なことは
機械の操作です!
ICUにはたくさんの機械があります。
機械も操作できなければなりません。
また、エラーなどが出た場合にも対応ができないといけません。
なぜなら
患者さんの全身管理をするために
たくさんの機械の操作ができることが必要だからです。
例えば、患者さんのバイタルサインをみるために
モニターを装着しています。
さらに呼吸器やCHDF、PCPSなどが
患者さんへ付けられていることもあります。
それぞれ会社も操作方法も違うため、
たくさんの機械の操作方法を知っていないといけません。
そういったことから
機械の操作やエラーの対応などがあり、大変なのですね・・。
ICU看護師は不穏になる患者さんもいる事がストレスで大変!
ICU看護師がストレスで大変なことは
不穏になる患者さんもいる事です!
ICUに入院していると
モニターの音は24時間なりっぱなしです。
看護師も24時間体制で働いているため
夜間でも患者さんの部屋に入るためうまく眠る事ができません。
そのため
不穏になる患者さんや
せん妄状態になってしまう患者さんがいます。
例えば
点滴やドレーンなどのルート類が体についていることや、
知らない機械が付けられていること、
家なのか、わからない、白い天井、
起き上がる事も出来ない状況・・・。
こんなことがあれば
だれでもせん妄になりますよね!
せん妄になるとここがどこだかわからなくなってしまうため、
点滴などの管を抜いてしまったり、
起き上がっていけないのに起き上がってしまったりすることがあります。
HCUにも何人もせん妄になった患者さんがいますが、
重症な患者さんをみながらの対応になるので、
本当に大変です‼
そのため不穏やせん妄の対応もしなくてはならず
大変なのですね。
ICU看護師は急変時の対応がストレスで大変!
ICU看護師がストレスで大変なことは
急変時の対応です!
ICUでは緊急で動かなければならないことがあり、
ストレスがたまります。
というのも
急変が起きると
- 素早い判断
- 落ち着くこと
- 迅速な行動
が必要になるからです。
患者さんの急変はいつ起きるかわからないため、
急変がない日もありますし
1日に何度もある事もあります。
急変が起きると、除細動器を使用したり、
挿管の準備をすることもあります。
家族へ連絡したり、
医師からの指示を仰いで処置をすることもあります。
心臓マッサージを行って点滴なども行います。
という事で緊急で動くことがあり
ストレスがたまるのですね・・。
ICU看護師は死後の処置がストレスで大変!
ICU看護師がストレスで大変なことは
死後の処置をしなければならない事です!
一般病棟でもいらっしゃいますが、
ICUでも多くの方が亡くなっています。
看護をしていても亡くなってしまう患者さんもいるのです。
家族も現状を受け入れられないこともあります・・。
そんなときは
一緒にケアをすることもあるのです。
また
家族への心のケアも必要になります。
看護師は患者さんへの最期のケアも
家族へのケアも大切なのですね。
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ICU看護師は日常生活のケアがストレスで大変!
ICU看護師がストレスで大変なことは
日常生活のケアをしなければならない事です!
ICUでも一般病棟と同じように
日常ケアを行う事があります。
そのために基礎知識と技術から応用まで必要になり
たくさんの知識と技術を必要とするため大変です!
なぜなら
ICUでの治療がうまくいき、
快方に向かう患者さんもいるからです。
例えば清潔ケアとして清拭など行います。
洗髪も行います。
口腔ケアや経管栄養をつなげます。
ICUでは基礎から高度なケアまで必要とするため大変なのですね・・。
ICU看護師はコミュニケーションがストレスで大変!
ICU看護師がストレスで大変なことは
コミュニケーションです!
患者さんや、患者さんの家族、看護師同士でも、
コミュニケーションはとても大切になり、ストレスがたまります。
人と人との関わりの中でコミュニケーションは必須です。
コミュニケーションがうまく取れないと、
患者さんの命にかかわる事が出てしまう危険性もあるのです!
例えば
挿管している患者さんは自分で話すことができません。
そんな時に患者さんの表情などから
変化を読み取らなければなりません。
さらに患者さんに何かしらの変化があった場合に
周りとカンファレンスやコミュニケーションが取れないから、
一人でなんとかしようとすることもあるかもしれません。
そのため
コミュニケーションが取れないといけないため
少しコミュニケーションが苦手な方はストレスが溜まりますね・・。
ICU看護師は勉強が多くてストレスで大変!
ICU看護師がストレスで大変なことは
勉強をしなければならない事です!
ICUでは呼吸器科でも呼吸器外科も呼吸器内科もいます。
外科も内科も来るため
たくさんの勉強が必要になり大変です!
様々な科の患者さんが運ばれてきており、
様々な処置やケアなどが必要なため、
豊富な知識と技術を必要とするからですね。
例えば
外科の処置と内科の処置は違います。
また
検査も採血からレントゲン・腰椎検査など様々な種類があります。
それらに対応しなければならないため
勉強量が多く大変なのですね。
ICU看護師は夜勤の回数が多くてストレスで大変!
ICU看護師がストレスで大変なことは
夜勤の回数が多い事です!
ICUでは勤務が大変な事があります。
一般病棟では夜勤がだいたい4回/月ですが、
ICUでは5~6回/月の事もあります。
ICUは受け持ち患者数が少ないため
たくさんのスタッフを必要とします。
そのため夜勤の数が増えたりするからです。
私の病院のICUでも4~6回/月の夜勤の事があります。
そのため
勤務も大変になりストレスになりますね・・。
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ICU看護師は家族への対応がストレスで大変!
ICU看護師がストレスで大変なことは
家族への対応です!
家族への対応はとても大切です。
言葉遣いや表現も一般の方に分かるように
配慮しなければなりません。
なぜならば
家族は大切な身内がICUに運ばれて
とても不安に思っている状態で混乱しています。
しかも
ICUは扉がついていたりして
病棟の中は見えないし
ICUのことをドラマなどでしか知れないことがありますよね!
そんなときに看護師が窓口となり
家族との対応や
医師へ病状説明の必要性などが必要になります。
例えば
医師から病状説明があった場合
- きちんと理解できたのか?
- 聞きたいことは聞けたのか?
など確認する必要があります。
家族へ分かりやすく伝わるように
言葉を選びながら
説明していく必要があります。
そういったことから
ICUは患者さんだけでなく
家族への対応に注意しなければならず大変なのですね。
ICU看護師のストレスと大変さのまとめ
ICUの看護師さんがストレスで大変な事
- 患者さんの全身管理
- 患者さんの急変時の対応
- 患者さんの緊急の手術
- 機械の操作
- 不穏になる患者さんもいる事
- 急変時の対応
- 死後の処置
- 日常生活のケア
- コミュニケーション
- 勉強が多い
- 夜勤の回数が多い
- 家族への対応
ICUでは
たくさんの仕事とたくさんの大変な事があるのですね。
今後の参考にしていただければ幸いです。
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CHECK!【実体験】転職なんて諦めかけてた私の転職ストーリー
私は本気で看護師さんに幸せになって欲しい
私は辛いままの看護師さんを救いたい!
これまで書いた記事は200記事。
これだけ情報を集めてきて思うのは
耐えてるだけでは状況は変えられないってことです。
そんな中一番確実で簡単なのが転職することです。
- 職場では怒られてばかり
- 会話すら楽しめない
- 勤務中に涙が止まら無い
- 心に余裕がなくて家族にも迷惑をかける
こんな暮らしをしてきた看護師さんが、1ヶ月後には
- 給料が上がった
- 同僚との会話が楽しい
- 子供と会える幸せな毎日
- プライベートも楽しめる
って暮らしをしてたりします。
行動した人の生活は
変わっていっています!
学生時代から勉強して受験に受かって
看護学校で勉強し
壮絶な看護実習を仲間と乗り越えて
晴れて看護師になって・・・我慢地獄。
こんな人生おかしい!
苦しいだけの看護師はやめましょう!
看護師って、もっと幸せに働くことができます。
4つのポイントさえ押さえれば
看護師で超幸せになることは可能なんです!
看護師として幸せになる転職術をこちらの記事で解説してます!
耐えるだけの看護師を終えたい方は読んでみて下さい。
この記事があなたの人生の転機になる!
何もしなかったら変わりませんよ!^^;
忙しいのはわかりますが、いつだって忙しいはず・・・。
今、1分読んでみるだけで
この先30年の人生が変わるかもしれないんですから
ちょっと立ち止まって読んでいって下さい♪
給料が低くても
体が、心がボロボロでも
耐えてるだけでは何も変わりません!