看護師の転職は何ヶ月前から準備すべき??看護師転職成功への6ステップ

今回は看護師さんの転職は何ヶ月前から始めるべきなのか?
という話をしていきたいと思います。

入職してから数年が経ち、仕事もできるようになってきて
「違う病院に行ってみたいなー。」
と思ったことがある人は多いのではないでしょうか?

看護師業界は他の業界と比べて
転職しやすい
超売り手市場と言われています。

つまり条件を選びすぎなければ
希望の職場にほとんど転職できるというわけですね。

でも転職活動って
皆さんはどのようにしているのでしょうか?

そしてそれは
何か月前からはじめているのでしょうか?

今回は大学病院退職後に、転職活動を行ったことがある私が
看護師の転職活動を実体験を交えながら
ご紹介していきたいと思います。

この記事を読めば、
転職活動をよりスムーズに
後悔しない転職ができるようになるはずです。

そうすれば、
高収入な職場に転職することも夢じゃないです。
いつもより豪華なランチを楽しむことができますよ。

転職を考えている人はもちろん、
今転職活動中の人にも
ぜひ参考にしてくださいね。

➡︎【参考記事】 看護師の2年目で転職した私がクリニックを選んで良かった5つのこと!!

転職活動の準備は何ヶ月前から?どれくらい時間がかかる?

看護師さんの転職は何ヶ月かかるのかと言いますと・・・

看護師の転職活動は
最低でも1か月かかります。

なぜなら
看護師の転職活動は短期決戦であり、
そのためには念入りに転職活動の準備が必要だからです。

ではここからは
実際の看護師の転職活動の流れについて
ご紹介していきます。

STEP1:看護師の転職の目的を明確にしよう!

転職の目的を明確にすることは、
その後の転職活動を左右するとても大事な準備です。

なぜなら、
その目的によって転職する職場が大きく変わってくるからです。

例えば私は
「地域の保育園で1次救急看護をしたい。」
という転職目的がありました。

そこから次は看護師常駐の保育園を探すことになります。

さらに仕事内容も、

  • 園児の健康管理
  • 看護師の手洗い等の教室の開催
  • 保健だより作成

など

自分がしたい仕事をリストアップして
それができる転職先を選ぶようにしました。

幸い私の場合は、
条件にピッタリの保育園を
すぐに見つけることができました。

しかしこれは、
自分の転職の目的をしっかり明確にしたうえで
転職先を探したからできたことです。

他にも
「人間関係のいいところにいきたい。」
ことが転職の目的なら、
職場環境がよく働きやすいと評判のところや、
スタッフの平均年齢が自分と同世代が多いなどの視点で
転職先を探すことになります。

また
「もっと自分のペースで働きたい。」
ことが転職の目的なら、
夜勤がない日勤専従の病院や、特別養護施設や老人ホームといった
比較的ゆっくりしたところを探すでしょう。

このように転職の目的をはっきりとさせると、
おのずと希望の就職先を選び出すことになります。

そのため転職活動を始める前に、
転職の目的は明確にしましょう。

➡︎【参考記事】 看護師の転職で併願するのはOK??併願転職を成功させる3つのコツ!!

STEP:2 看護師としての転職なら看護師転職サイトに登録しよう

職場を探すのは一昔前はハローワークや求人広告が主流でしたが
看護師さんに限っては「看護師転職サイト」が主流です。

というのも看護師転職サイトを利用するとメリットだらけなんですよね。
だから絶対に看護師転職サイトに登録しましょう!

具体的には

  • 自分の転職に専門のコンサルタントが無料で付いてくれる
  • 自分にぴったりな求人を紹介してもらえる
  • 病院側との面倒なやりとりも代行してくれる
  • 転職できればお祝い金が貰える(一部の看護師転職サイト)

こんな感じです。
あ、もちろん無料で利用できるんですよ。

本当にいいことしかないんですよね。
だからみんな使ってるんですよね。

しかも看護師転職サイトのおけげで
求人広告からの応募がないことから、
そもそも求人広告を出すことも辞めている病院も多いです。笑

ということで、看護師転職サイトを利用しましょうね♪

私のオススメの転職サイトは↓こちら↓です。

CHECK!【看護のお仕事】を徹底的にレビュー「休みは増えて給料は上がりました。しかも……」

STEP:3 看護師さんは上司に転職をしたい旨を伝えよう!

転職の目的を明確にしたら、
次は上司に退職したい旨を伝えましょう。

なかなか言いづらいことではありますが
退職の時期が決まることで、引継ぎやシフト調整も早い段階で行うことができ、
今の職場を円満に辞めることができるからです。

一般的には
退職の14日前に伝えると辞めることができると法的にも認められ
他の企業は1か月前に伝えることが常識とされています。

しかし看護業界はまた特殊で、
退職を伝える時期は早ければ早いほどいいです。

できれば
3か月前~半年前に伝えることが理想です。

病棟に配置する看護師の人数も決められており、
欠員が出れば、その分補充してもらわないといけませんよね。

欠員を新人や中途採用や他病棟から集うなど
病院全体の調整が必要です。

さらにシフト調整も、
メンバーのバランスを見ながら組み直さないといけません。

いきなり辞めると、
一人の欠員を埋めるために
師長さんは悪戦苦闘しなければいけないわけです。

もちろん
師長さんだけではなく
スタッフにも少なからず影響がでてきます。

受け持ち患者のサマリー作成や委員会の引継ぎ業務は
早いうちに確実にしておいたほうが、お互い落ち着いて行うことができます。

➡︎【参考記事】 看護師がクリニックを辞めたい!!私が実践した円満に退職するコツ!!

看護師さんが退職を伝える時期のコツ

退職を伝える時期も、
繁忙期や退職者が多い3月は避けるようにしてください。

これは、上司に気を使ってというのもありますが
辞めたいあなた自身にとってもいいことなんです。

忙しい時期に「辞めたい」と言われるとイメージが悪いですし
「あ〜今ちょっと忙しいから」と受け流されたりしてしまいます。

ですので繁忙期や退職者が多い3月は避けるようにしてください。

さらに
上司への報告のタイミングも重要ですね。
師長さんも人間です。
イライラしているときももちろんあります。

「おっ!今日師長さん機嫌よさそう!」と思ったら
ぜひそのチャンスを逃さないでください。

退職の時期とタイミングを見極めることは、
退職まで気持ちよく働き
転職活動をスムーズに行うために大切なことです。

「立つ鳥跡を濁さず」です。

皆から快く送り出してもらうために
退職の意思は
なるべく早い時期に言うようにしましょう。

➡︎【参考記事】 やらなきゃ失敗する!?看護師の転職で在職中にやるべき6つのこと!!

STEP:4 書類の準備をしよう!

退職の時期が決まってきたら、
次は書類の準備をしましょう。

なぜなら看護師の転職において
面接試験を乗り切るための重要なポイントの一つになるからです。

履歴書には経歴欄や資格を記入する欄がありますよね。
資格は正式名称や取得年月日
職歴も部署やポストまで細かく書かなければいけません。

また職場によっては
書類審査の時に履歴書と一緒に
看護研究の概要
●看護師国家資格免許状のコピー
●出身学校の卒業証明書(または単位取得証明書)
などを添付しないといけないところもあります。

「免許状ってどこに置いたっけ…?」
「卒業証明書は学校に申請したらすぐにもらえるの?」

と思う人も多いのではないでしょうか?

それらが手元にない場合は、
探しまわったり、
取り寄せるところから始めないといけません。

私が転職活動を始めた時、
まず履歴書を書くことにしました。

そして資格欄を記入しようとしたら、
すぐにペンが止まりました。

「看護師資格とった年っていつだっけ?」

働き始めると、
普段意識していない限り
取得した年月日はうろ覚えになりますよね。

さらに私が転職志望した保育園では、
看護師と保健師の資格のコピーを
面接にもっていかなければいけませんでした。

その時は免許状を実家に置いていたので、
実家に帰る手間がかかりました。

余談ですが、
高校・大学の入学と卒業した年もうろ覚えでした。

販売してある履歴書の中には、
卒業年月日が一目でわかる一覧表が
入っているものありますよね。

しかし私は早生まれなので、
その一覧表から
さらに1年修正した年を書かないといけませんでした。

恥ずかしい話算数は苦手なので、
「本当にこの年であってたかな?」
と自信がなく、
結局西暦をさかのぼって数えたりしました。

この作業も意外とめんどうくさかったので、
もっと早いうちに用意しておけばよかったと
後悔として覚えています。

もちろん
履歴書の記入内容の充実させることはとても重要です。

取得している資格はなるべくたくさん書いて、
強味をアピールしてください。

その他
趣味や特技など自己PRも具体的に書き、
書類を見た面接官から

「この人はどんな人なんだろう?」
「もっといろいろ聞いてみたい。」

と思われるような履歴書を作りましょう。

面接官と会話が弾む好感触の面接ができるように、
書類の準備はしっかりしておきましょう。

➡︎【参考記事】 看護師の転職「髪色って黒じゃないとダメ?」この疑問を解決します!!

STEP:5 面接対策をしよう!

面接試験の日が決まったら、面接対策をしましょう。

なぜなら面接試験の合否が、内定獲得を確実にするといっても
過言ではないからです。

看護師にとって必要とされているものは、
看護師としての技術・知識はもちろんですが、

人間性が最も重要視されています。

患者に対して寄り添う看護ができるのか?
スタッフと協力して病棟を回すことができるのか?
真面目に働いてくれるか?

など、
面接官はさまざまな質問を投げかけ、
解答する反応を一つ一つから
それを見極めているのです。

また転職の面接試験では
「どうして前の職場を辞めたのですか?」と、
ほぼ100%聞かれます。

この質問は

「退職理由が身勝手なものじゃないか?」
「もしトラブルが起これば、すぐに辞めてしまうのではないか?」
「うちでは明確な目標をもって働いてくれるか?」

などの入職に対しての本気度を確認しています。

この質問に対しては
正直に理由を話すようにし、
この職場でどう働きたいと考えているかを
伝えるようにしましょう。

面接官は、
履歴書だけではわからないその人の中身を知りたいのです。

もしキャリアや技術に自信がなくても
人柄の良さが相手に伝われば採用してもら可能性は高くなります。

自分の強みやアピールしたいこと、
志望動機やキャリアプランなど、

面接本番でスムーズに話すことができるように、
面接対策は万全にしましょう。

➡︎【参考記事】 やらなきゃ失敗する!?看護師の転職で在職中にやるべき6つのこと!!

STEP:6 面接はリラックスして臨みましょう。

れて面接試験本番。
この時はリラックスして面接に臨むようにしてください。

なぜなら緊張していると
思うように言葉がでてこなかったり、
質問にうまく答えられなくなりして、
悔しい思いを後に感じてしまうことがあるからです。

私が面接試験に行ったとき、
ガチガチに緊張してうまく答えることができませんでした。

そのときに面接官の園長先生が、

「面接って緊張するよね。
でも実は私も今Tシャツを裏表間違えて着てしまっていて、
あなたにいつツッコミをいれらるんじゃないかと
内心緊張しているんですよ。」

と言ってくれ場が和み、一気に緊張がとけました。笑

そのあとスムーズに自分の話をすることができ、
数日後内定をもらうことができました。

緊張をしていることを面接官は理解しています。

ゆっくりでもいいので、
自分の言葉で話せるように、
リラックスを心掛けて面接に臨んでください。

➡︎【参考記事】 看護師でスーツが必要になる5つの場面とは??どんなものを着るべき??

看護師さんが転職活動で忘れてはならないこと

少なからず転職とは、
今の職場よりも「いい環境」を求めます。

なぜなら
何も不満がなければ転職をする必要はないからです。

転職をする理由は人それぞれですが圧倒的に多いものが
「人間関係のトラブル」
「激務に体力がついていけない」
といった悩みです。

看護師の世界は女性の縦社会。

さらに閉鎖的で独特な環境で働いているため、
一度人間関係のトラブルが起こると
なかなか修正をすることは難しいですよね。

また日勤・夜勤をこなさないといけず
時には勉強会のために休日出勤もざら…

休みの日も待機だったら気が休まらないですよね。

私の周りにも
職場のスタッフと人間関係がこじれたり、
仕事のハードさから体調を崩したり、
退職していった同僚を何人も見てきました。

看護師の仕事は
心身にハードな負担がかかりますよね。

また他の転職理由として、
「スキルアップをしたい。」
があげられます。

看護師が活躍できる場所は病院だけではなく、
外に出れば
クリニックや企業などたくさんありますよね。

実は私の退職理由も
「スキルアップをしたい。」というものでした。

当時小児科で勤めていた私は、
子供が大好きで、
毎日楽しく働いていました。

しかし働いているうちに、
「子供たちが病気にならない看護をしたい!」
と考えるようになりました。

大学病院には
重症化した子供たちがたくさん入院してきます。

病気と闘う子供たちのそばで
治療を支える小児科の仕事ももちろん好きでしたが、
もっと早い段階で病気を食い止めることができる
1次救急の看護をしてみたくなりました。

そしてそれができるのは、
3次救急の大学病院ではなく、
地域に密着した場所だと思ったのです。

そして私は5年働いた大学病院を離れて、
保育所に転職をすることを決めました。

このように
「人間関係のトラブル」
「激務についていけない」
「スキルアップをしたい」
「給料を上げたい」
「子供との時間を作りたい」

それぞれ理由は違いますが、
「今の職場よりいい環境を求めたい。」
という共通点があります。

  • 自分はどんな目標を持って転職するのか?
  • どんな病院を求めて転職するのか?

条件は必ず絞っておきましょう。

自分の求める病院を探してくれる看護師専門転職サイト

CHECK!【看護のお仕事】は好条件求人が多い。そして条件交渉でさらに……

看護師の転職は何ヶ月前からすればいいのかのまとめ

ここまで看護師の転職活動について段階に分けて
ご紹介してきました。

この段階を全て終了するには
早い人では3週間、
平均では大体1か月かかります。

このことから
看護師の転職活動の目安は、
準備期間を含めて1ヶ月と言えるわけです。

スムーズに無事転職ができるように、
ぜひ1か月以上前から転職活動を行いましょう。

とはいえ看護師てんしょくさいt

転職はその後の人生を左右する
大きなイベントですよね。

新しい職場でこれからずっと輝いて働くために、
後悔のない転職活動を行ってください。

こちらの記事もご覧あれ!転職に必須な知識です!

➡︎【参考記事】 看護師でスーツが必要になる5つの場面とは??どんなものを着るべき??

➡︎【参考記事】 看護師の転職「髪色って黒じゃないとダメ?」この疑問を解決します!!

CHECK!【実体験】転職なんて諦めかけてた私の転職ストーリー

私は本気で看護師さんに幸せになって欲しい

私は辛いままの看護師さんを救いたい!

これまで書いた記事は200記事。

これだけ情報を集めてきて思うのは
耐えてるだけでは状況は変えられないってことです。


看護師れもん

給料が低くても
体が、心がボロボロでも
耐えてるだけでは何も変わりません!


そんな中一番確実で簡単なのが転職することです。


  • 職場では怒られてばかり
  • 会話すら楽しめない
  • 勤務中に涙が止まら無い
  • 心に余裕がなくて家族にも迷惑をかける

こんな暮らしをしてきた看護師さんが、1ヶ月後には


  • 給料が上がった
  • 同僚との会話が楽しい
  • 子供と会える幸せな毎日
  • プライベートも楽しめる

って暮らしをしてたりします。

看護師れもん

行動した人の生活は
変わっていっています!


学生時代から勉強して受験に受かって
看護学校で勉強し
壮絶な看護実習を仲間と乗り越えて
晴れて看護師になって・・・我慢地獄。



こんな人生おかしい!
苦しいだけの看護師はやめましょう!


看護師って、もっと幸せに働くことができます。

4つのポイントさえ押さえれば
看護師で超幸せになることは可能なんです!


看護師として幸せになる転職術をこちらの記事で解説してます!
耐えるだけの看護師を終えたい方は読んでみて下さい。


看護師れもん

この記事があなたの人生の転機になる!

CHECK!「看護師の幸せを作る4ヶ条」これさえ知れば転職も安心!

何もしなかったら変わりませんよ!^^;


忙しいのはわかりますが、いつだって忙しいはず・・・。


今、1分読んでみるだけで
この先30年の人生が変わるかもしれないんですから
ちょっと立ち止まって読んでいって下さい♪