「看護師のボーナスがなし!?」看護師のリアルなボーナス事情の秘密

看護師として働いていると、ボーナスって大事な存在ですよね。
支給額を見て日々の疲れが吹き飛ぶ人もいるはずです。

そんなボーナスが支給されなかったら…
そんなことを考えたことはありませんか?

ボーナスは必ずしも支給されるものではありません。
「年収に大きく関わるボーナスが支給されない!?」
「そんなの考えられない!!」
と思う人も多いはずです。

ここでは、看護師のボーナス事情を説明しながら、
ボーナスが支給されない例を紹介していきます。

ボーナスについて詳しく知って
「自分のボーナスは平均的なのか?」
「もっともらえる病院はありそうか?」
など考えてみてくださいね!

ボーナスの増やし方がわかればお金がたくさん入ってくるので
美味しいランチも、夢のマイホーム、海外旅行に一歩近づく事ができますよ!

➡︎【参考記事】 看護師で年収800万稼ぐことはできる??高収入ナースへの3つの道

看護師のボーナスは必ず支給されるものではない!?
ボーナスがなしのケースとは

実は看護師さんにボーナスが支給されるのは当たり前ではありません。
そんなことを言われるとショックを受ける方もいるでしょう。

毎日激務に耐え、先輩から叱られ、患者さんから色々言われ…
なのにボーナスがないなんて…!!

総合病院に勤務している看護師にとっては、
ボーナスは当たり前のように支給されているのかもしれません。

ここでは、ボーナスが支給されないケースを紹介します。

①パート勤務の看護師さんだからなし

パートの看護師さんは職員とは給与体系が異なるため
ボーナスが支払われないことが一般的です。

雇用契約書にもボーナスについて書かれていないでしょう。
その場合、パートにボーナスを支払う義務が生じません。

たまにボーナスを支給する病院もありますが、
職員に比べて低いことがほとんどです。

私の場合、入社時はパートにもボーナスの支給がありました。
査定期間の労働時間×時給×0.1でした。

お小遣い程度でもないよりましですよね。
それがある日突然なくなったのです!!!
抗議しましたが会社が決めたことなので泣き寝入りでした…

契約に書いていないものは仕方ないですね……。

②勤務1年目の看護師さんだからなし

ボーナスは病院の業績に貢献した看護師に支給されるものです。

入社1年目では仕事を覚えるのに精いっぱいで、
病院への貢献なんてまだまだ…だと思います。

そのため1年目の夏のボーナスは支給されないか、
あるいは少額となることが多いです。

新人看護師ならなおのことですが、
転職の場合でも1年目の夏は支給されないか少額だと思っておきましょう。

冬は支給される場合がほとんどなので期待して頑張りましょう。

③病院側の判断で看護師さんのボーナスなし

経営状況から、病院側が支給しないと判断することがあります。

これは病院に限らず一般企業にもあり得ることです。
ボーナスはあくまでも収益の中から職員に還元されるものです。

ボーナスを支給されないくらい経営難に陥った病院…
今後が不安で転職を考えるかもしれませんね。

➡︎【参考記事】 看護師のボーナス事情!!1年目の新人のボーナスの疑問を解決

実は高水準!?看護師のボーナス事情知っていますか?

看護師のボーナスは他職種と比べても高い水準です。
こう聞くと看護師としてはうれしくなりませんか?

厚生労働省のデータにある129職種のうち、
年間ボーナス平均額(男女計)で看護師はなんと!!

32位なのです!!

ちなみに准看護師は44位となっています。
一般的に正看護師よりも基本給が少なくなりがちな准看護師
それでも44位と高い位置にいます。

それだけ、看護師のボーナスは高い水準にあるということです。

心身ともに大変だし、
責任も重いし、夜勤も大変…
でもボーナスが高水準と聞くと頑張れる気がします!!

➡︎【参考記事】 看護師の給料は高い!?初任給の手取り額の7つの違いとその解決法

実際看護師のボーナスはどれくらいもらえるの!?

看護師さんの年間ボーナス額が大きく伸びるのが「20~24歳」「25~29歳」
看護師は専門学校、短大、大学とあるので
最短でも21~22歳で就職です。

それを考えると、結構早い段階でボーナス額伸びますね。
辛い新人時代を乗り越えたご褒美という感じでしょうか。
3年以内に退職する人も少なくないですからね…

病院も一般企業と同様に夏と冬の2回にかけて支給されることが一般的です。
夏は6~7月、冬は12月が一般的です。

若手のうちは1回の支給が30万円程度であったのが、
勤続5年以上で40万円ほど、
勤続20年で50万円以上になることもあります。
管理職ともなると70~90万円くらいにまでなります。

ボーナス時期になると休憩室でも話題になりますよね。
赤裸々に金額を言っちゃう人もいます。
転職して2年目の夏で40万円という人がいて衝撃を受けました。
ちなみに1年目は3万円…
もらえないよりマシか、という額でした。

金額を話すなんて恥ずかしい!!
と思う人もいるかもませんが、
あと1年頑張ればこんなにボーナス貰えるの!?
と励みになりました。

次のボーナスまで頑張ろうと言い続けて
何年も働き続ける先輩看護師がいました。
そして毎年支給額を見て「やっぱり辞めない」なんて言っています。笑

長く続けるほど、支給額も上がってくるということなんでしょう。

➡︎【参考記事】 看護師のボーナスはいつもらえの!?支給額・転職との関係の秘密とは??

看護師のボーナスは経営状況のバロメーター!?

病院側としては、看護師にボーナスを支給したいのが本音です。
なぜか?
それは、看護師の離職に繋がってしまうからです。

ボーナスを心の支えにしている看護師も多いはず!!
それなのに突然ボーナスが支給されなくなったり、大幅な減額があったらガッカリしますよね。

以前働いていた病院では、黒字にも関わらず、
年間で4か月分支給が3.8か月分に減ってしまい
ガッカリした覚えがあります。

先輩看護師の怒りようはすごかったですけどね!!笑
黒字なのになぜ!!!

そして、ボーナスは経営状況に左右されるので
必ず支給されるものではありません。

だから、年度前半の夏よりも冬の方が支給額が高いのです。
年間収支が見えてくるので余剰金を還元しやすいですからね。

知っておかなければいけないのは、
ボーナスの支給は法律で義務付けられたものではないということ。
法的に義務づけられていないということは、
ゼロになったり減額になったりしても問題はないということです。

そんなことを言われると急に不安になっちゃいますね。
雇用契約書や就業規則に金額が明記されている場合はボーナスをもらう権利があります。
病院側が決めた規則なので、働く看護師との約束事です。

ボーナスが支給されない可能性がある雇用契約書
賞与は6月および12月に支給する。
ただし、業績そのたやむを得ない事由がある場合はこの限りではない。

この場合、支給するつもりはあるけれど
完全に病院次第ということです。

●ボーナスが必ず支給される雇用契約書
賞与は6月および12月に基本給の2か月分を支給。

この書き方だと支給される時期も金額も明記されているので
ボーナスを支給される権利がちゃんとあるということ。

気になる人はぜひ雇用契約書や就業規則を見てみましょう。

➡︎【参考記事】 看護師の給料が高い科【特徴5選】これさえ知れば大丈夫!!

ボーナスも看護師の転職活動のポイント!?ボーナス事情を知る裏技

転職するとなると気になるのが給料、そしてボーナスでしょう。
ボーナスは年収に直結するので、
ボーナスをきっかけに転職をする看護師もいます。

実際に、ボーナスの支給額を見て退職を決心した先輩看護師がいました。
その先輩は介護士よりもボーナスが少ないと、嘆いていました。

上司の査定が大きくボーナスに反映する病院もあります。
査定があまりに低いとモチベーションも下がります。
基準がきちんとあればいいのですが、
基準がなく感情で決まることもありますからね。

ボーナスは普段頑張っている自分へのご褒美になります。
また頑張ろうとモチベーションも上がります。
ボーナスでの支払いを前提にしたローンを組んでいる人もいるかもしれません。

求人をみてボーナスがいいからと、
それだけで転職先を決めるのは危険です。

ボーナスは病院の経営状況に左右されるので、
ボーナスありきで考えるのではなく他の条件も見ておいた方がいいですね。

看護師さんのボーナス計算の注意点

ボーナスを計算するときに基準とするのは基本給です。
基本給とは、年間支払われるすべての手当を除いた賃金のこと。

月給とは、ひと月に支払われる手当込みの賃金のことです。
この基本給と倍率がボーナスの計算で重要になります。

ややこしいことかもしれませんが、
つまりボーナスに夜勤手当や残業時間は関係ないということ。
基本給が低く、資格手当や業務手当という名で
月給を上げる病院もあります。

そうすると月々の給料は他と大差なくても
ボーナスが低くなります。
同じ2か月分でも基本給が低ければボーナスも安くなります。

転職サイトを利用するとボーナス事情が丸わかり!?

求人に「賞与あり」と書かれているのは見ますが
実際どれくらいなのかわからないことが多いです。
とても親切に「前年度実績 年2回 〇か月分」
と求人に書いてある病院もあります。

しかし、そんなわかりやすい病院ばかりではありません。
入職前に雇用契約書や就業規則を見るのも難しいです。

どうしたらいいのか?
直接聞いてみましょう。

面接や見学のときに聞いてみるのもいいと思います。
短刀直入には聞きにくいと思うので
年収の目安を聞くのもいいでしょう。
年収がわかれば大体のボーナスが計算できます。

転職サイトを利用する場合なら
担当者に聞いてもらうという手段もあります。
こういう聞きにくいことも遠慮なく聞けるのが
転職サイトを利用するメリットのひとつですね。

ボーナスが少ないとしても、基本給が高めなら
将来的にみても安定した収入は望めます。

ボーナスも大切ですが、転職の際にはボーナスだけなく基本給や
その他の条件のチェックも入念に!!

CHECK!【看護のお仕事】のレビュー「無理な条件を提示したのに条件通りの求人をいくつも……」

まとめ

  1. 入社1年目やパート勤務の場合ボーナスが支給されないこともある
  2. 看護師のボーナスは他職種と比べても高水準
  3. 20代でのボーナス支給額がグンと上がる
  4. ボーナスの支給額は経営状況に左右される
  5. ボーナスも転職のポイントのひとつ

こちらの記事もご覧あれ!

➡︎【参考記事】 看護師のボーナスはいつもらえの!?支給額・転職との関係の秘密とは??

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って暮らしをしてたりします。

看護師れもん

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