そろそろ産休目前・・・
あれ、でも産休中ってそもそも給料貰えるのかな?
産休とか、育休とか
出産手当金とか出産育児一時金とか似た言葉ばかりで難しい!!!
結局、自分は産休中に一体いくら貰えるの??
と疑問に思うのは当然です!
だって分かりにくいもん。笑
安定した給料を貰っていた分、
産休に入ってどれだけ給料が減るか不安です。
この記事を読めば
自分が産休中にどんな手当が、どれだけ貰えるかが分かりますよ!
今まで大きいお腹で一生懸命働いた分、
産休中は思いっきり羽を伸ばしたいのに、
お金のことが心配でやりたいことで出来なかった!!!!
産休中の手当てが思っていた以上に低くて
出産後一気に生活が苦しくなった!!!!
なんてことにならないように
一度、産休中の手当てについておさらいしておきましょう。
産休中にこれだけはやっておいてよかった!!!
という私の経験談もご紹介しますね♪
CHECK!【参考記事】看護師の育児休暇からの復帰。私が実際に復帰の不安・大問題を解決した方法
●目次
看護師の産休中の手当ては「出産手当金」「出産育児一時金」の2つ
看護師は産休手当として、「出産手当金」が貰える
看護師は産休手当として、給料の代わりに
健康保険組合から「出産手当金」が支給されるんです。
というのも、労働基準法では産休中の給料に関する規定は無く、
職場で決められている就業規則や給与規定によりますが、
産休中職場から給与の支給がないケースが殆どなんです。
ですからその期間中の生活のサポートを目的として
「出産手当金」が支払われるんですね。
対象者
看護師さんが産休を取った時
「出産手当金」の対象になるのはこんな方です!
- 毎月の給料から健康保険料を支払っている者
- 出産のために仕事を休み、給料が会社から支払われていない事
- 妊娠4ヶ月を過ぎて、流産、早産、死産、人工中絶になったケースも対象
- 健康保険の加入期間が1年以上
(連続して1年以上在職している)
※退職した人も以下の条件を満たしていれば対象
- 退職日が出産手当金の支給期間内に入っていること
(退職日より42日以内に出産予定日がある) - 退職日当日に出勤せず、お休みをしていること
支給期間
看護師さんが産休を取った時
「出産手当金」の支給期間はこんな感じ!
支給期間=産休期間のことです。
産前休業:出産予定日を含む、産前42日間(※多胎の場合は98日間)
産後休業:出産翌日から56日間
看護師はどれくらい出産手当金が貰える!?
看護師はどれくらい出産手当金が貰えるのか説明していきます!
計算式:
{支給開始日以前の継続した12ヶ月間の各月の標準報酬月額を平均した額}
÷30日×2/3
例えば、平均した額を20万円とします。
20万円÷30日×2/3=約4.44円/日
出産予定日通りに出産した場合は98日間(産前+産後休暇日数)受給出来るので、
約4.44日×98日間=約43万円
となり、受け取れる出産手当金は43万円、ということになりますね。
出産予定日より早めに出産すれば、その分早まった日数をマイナス、
遅めに出産すれば遅くなった日数をプラスして計算します。
看護師は「出産手当金」が貰えるまでタイムラグがある!?
看護師さんがもらう出産手当について
ここで一つ注意しておきたいことがあります。
それは、
出産手当金入金されるまでの期間は無給となるんです!!
ですから、ある程度余裕をもって生活費を用意しておく必要があります。
というのも、出産手当金の申請は
- 産休前に人事部または総務部で申請用紙を貰う
- 出産後、出産手当金支給請求書に
医師か助産師に必要事項を記入してもらう - 産後56日以降に人事部または総務部が担当部署、
もしくは社会保険事務所に出産手当金支給請求書を提出する - 産後2週間~2ヶ月後に出産手当金が振り込まれる
という流れになっています。
産休や育休の手続きが慣れていない職場だと
産後4ヶ月経っても振り込まれないなんてこともあるんです。
赤ちゃんが生まれたばかりの家庭ではおむつ、ミルク、ベビーグッズなど、
何かと買うものが増えます、
赤ちゃんの快適な生活環境にするため光熱費も上がります。
ですから、最大4ヶ月間は給付が無いことを想定して
どれくらいの生活費が必要になるか、
生活費をどこから捻出するか、などを
予め夫婦で話し合っておくことがとても大事なんです。
どうしても給付が無いと困る!!!という場合は、
出産後に申請して産前分の出産手当金を
前倒しで貰えるケースもあるみたいですよ。
どれくらいで出産手当金が貰えるかも含め、
勤務先に確認しておきましょう。
CHECK!【参考記事】 看護師の出産のタイミングはいつがいい??ベストなのは○年目!!
看護師が貰える「出産手当金」と「出産育児一時金」の違いは?
看護師さんが貰える「出産育児一時金」は出産費用の補助金
看護師さんが貰える「出産育児一時金」は出産費用の補助金なんですよね。
「出産手当金」=給料がわり、生活のサポート金
「出産育児一時金」=出産費用の補助金
と、わかりやすく言えばこうでしょうか。
出産は一般的な疾病と異なるため、
健康保険の加入者であっても健康保険を使うことが出来ません。
つまり本来ならば全額自己負担となるところを
出産費用については健康保険から補助が出来ることになっています。
この補助金の事を「出産育児一時金」というんですね。
対象者
看護師さんの産休手当である「出産育児一時金」の対象者はこんな感じ!
- 健康保険に加入している
- 万が一流産や死産した場合でも、妊娠4ヶ月を経過していれば給付の対象
支給額
看護師さんの産休手当である「出産育児一時金」の支給額はこんな感じ!
- 赤ちゃん1人につき42万円
※多胎妊娠の場合は上記の金額×赤ちゃんの人数
看護師は出産育児一時金の受け取り方は3つある!?
看護師さんの産休手当である出産育児一時金は
受け取り方が3通りあるんですよ!
直接支払制度
看護師さんの産休手当である出産育児一時金には
直接支払制度というのがあります。
妊婦に代わり、産院や病院が出産育児一時金の請求と受け取りを行います。
事前で病院で申請用紙に必要事項を記入すると、
出産育児一時金が直接そのまま出産費用として病院に支払われます。
42万円を超えなければ、その差額が後日自分の口座に振り込まれます。
受取代理制度
看護師さんの産休手当である出産育児一時金には
受取代理制度というのがあります。
直接支払制度のデメリットは、
産院や病院側の事務的負担や資金繰りへの影響が大きいことです。
ですからこういった産院や病院では受取代理制度が採用されています。
産後に請求する
看護師さんの産休手当である出産育児一時金には
産後に請求するという方法もあります。
産院が直接支払制度や受取代理制度を採用していない、
出産費用全額をクレジットカードで支払いたい場合に
利用されることがあるようです。
産院や病院によって採用制度が異なりますので、事前に確認してくださいね。
私は出産目前になってから、
そういえば出産費用って何十万円もするって聞いたけど、
そんな大金用意してない!!
出産後の支払いってどうなるのかな?!
と不安に思っていましたが、
直接支払制度を採用している病院でしたので、
妊婦検診の際に病院から頂いた申請用紙の必要事項を記入しただけで、
後の事務的な手続きは全て病院でやって下さいました。
退院時は差額分だけの自己負担でしたので、
大金を用意しておく必要がなく、
退院時の支払いもスムーズに済みました。
というわけで、
産休中は「出産手当金」「出産育児一時金」の2種類が給付されるんですね。
もちろん働いていたころよりは少ない額で支給されますが、
こういった給付があるだけでも安心ですよね。
事前になって慌てることが無いように、
分からない点があれば職場の担当部署に確認しておきましょう。
CHECK!【参考記事】 看護師が妊娠→【産休or退職】どっちがいい??
看護師さんは産休と育休で貰える手当が違う!?
実は看護師さんは産休と育休で貰える手当が違うんですよ!
産休期間が終了したら、育児休業にかわります。
よく耳にする「育休」のことですね。
育休は産休に引き続き取得する場合は、
産後休業終了日の翌日~子供が1歳の誕生日の前日までが育休期間とされています。
この期間中の給付金は「育児休業給付金」といって、
雇用保険から2ヶ月に1回、2ヶ月分の金額をまとめて支給されます。
支給額は、
支給対象期間(1ヶ月当たり)
育休開始~6ヶ月:休業開始時賃金日額×支給日数の67%
6ヶ月以降:休業開始時賃金日額×支給日数の50%
つまり育児休業開始前の1ヶ月あたりの賃金が20万円だとすると、
20万円×6か月÷180日=約6,000円/日
育休開始~6ヶ月は、
6,000円×30日×67%=約12万円/月
6ヶ月以降は、さらに減りますので
6,000円×30日×50%=約9万円/月
となります。
とうわけで産休と育休はもらえる手当が異なるんですね。
このように産休・育休中は休職いていても手当が貰えますが、
額面は当然下がってしまいます。
出産後は当然子供にかかる費用が増えますし、思わぬ出費も増えてきます。
どれくらい収入が下がるのか、その間の家計をどうするかなど、
お金の管理を産休中に整理しておくのがとても有効なんです。
ですから次の章でおすすめの産休中の過ごし方をご紹介しますね。
CHECK!【参考記事】 看護師の育児休業給付金はいくら貰える??貰えないのはどんな時??
看護師の産休中のオススメの過ごし方6選
CHECK!【参考記事】 知らなきゃ損!!看護師が育休中に取得するべき資格6選!!
看護師の産休中の過ごし方①家計を見直す
看護師の産休中にオススメの過ごし方は家計を見直すことです!
これまで収入ありきで考えてきた家計。
でも自分の収入が減ることで家計には大きく影響が出ますよね。
産休中のゆっくり出来るうちに家計を見直すことを強くおすすめします。
というのも、出産後は子供に必要な物品や思わね病気での医療費だったり、
何かと出費がかさむんですね。
それに子供が大学を卒業するまでにかかるお金は生活費と教育費合わせて
1人当たり4000万円近くするというデータがあるんです。
ですから、早めに学資保険は初めて計画的に貯金していきたいですよね。
でも、減っていく収入の中で、どうやって貯金に回すか・・・
となれば、支出を抑えることです。
今の家計を見直して、何にどれだけ使っているか、
どこをもっと抑えられるかをきちんと明確に出来れば、
無駄遣いする事無く、きちんとマネジメント出来るようになりますよ。
ですから、産休中に家計を見直しておくことをおすすめします。
看護師の産休中の過ごし方②生活環境の整理
看護師の産休中のオススメの過ごし方は生活環境の整理です!
産休中に生活環境の整理をすることはとてもおすすめです。
というのも、赤ちゃんって体温調節がまだ不十分。
ちょっとした暑さ・寒さでも不快に感じてしまうんです。
例えば、赤ちゃんが快適に過ごせるよう、ベッド周りの環境を良くしたり、
赤ちゃん用品が入るスペースを確保したり・・・
赤ちゃんが家にいる生活はいままでの生活と180度変わります。
赤ちゃんの目線にたって、どんな環境が快適に過ごしやすいか
考えてみましょう。
ちなみに私は、妊婦の頃、住んでいた家が古い賃貸アパートでしたので
床や壁紙を抗菌・防カビ・防湿のものに貼り替えたり、
エアコンやお風呂も業者さんに依頼して徹底的に掃除してもらいました。
空気清浄機も配備してばっちり!!
・・・そのおかげか、旦那のひどい鼻炎も良くなりました(笑)
ですから、産休中に生活環境を整えておくことをおすすめします。
看護師の産休中の過ごし方③保育園選び
看護師の産休中のオススメの過ごし方は、保育園選びです。
というのも、実際赤ちゃんが生まれてから保育園見学するのは大変です。
それに、最近は待機児童問題もあるので、
出産してすぐに保育園の申請をすることが望ましいです。
そのために事前に保育園を選んで、フットワークがまだ軽いうちに
保育園見学に行っておくといいですね。
- 済んでいる地域の待機児童数と募集人数
- 自宅からの通いやすさ
- 月額の保育料
- 自分と旦那と合わせてポイントは何点になるか
- 何点を基準にして認可保育園に入れるか
- ポイントが同一の場合は優先順位はどうなるか
- 保育園の雰囲気はどうか
- 入園の際に準備するもの
- 給食かお弁当か
市や区役所に問い合わせれば、どの地域にどれくらい
保育園があるのかエリアマップにしているところもありますし、
ホームページなども活用出来ますよ。
私は妊婦の時に保育園を実際何か所か見学させてもらいました。
我が子を預けられる場所を自分の目で見て、納得した上で
預けられると安心ですね。
なので、産休中に保育園選びをしておくことをおすすめします。
看護師の産休中の過ごし方④入院・出産の準備
看護師の産休中の過ごし方として入院・出産の準備をしておくことをおすすめします。
というのも、産休後期は特にいつ陣痛がくるか、破水するか
ハラハラドキドキですよね。
いざ陣痛が来て病院に行ったとき、
ああ、あれを忘れた!!これが無い!!と慌てることがないように
事前に必要なものはリストアップしてパッキングしておきましょう。
入院用グッズと陣痛用グッズは分けて準備しておくと
取り出すときにスムーズでしたよ。
それに、産褥パットや赤ちゃんのおむつなど
病院で準備しておいてくれるものもありますので
あらかじめ確認しておくと重複することがないのでおすすめです。
私は里帰り出産でしたので、
陣痛が来た時の旦那への連絡方法や病院までの交通手段など
あらかじめシュミレーションしていました。
そうすると、いつ陣痛が来ても大丈夫と安心感にもつながるので、
おすすめですよ。
なので、産休中に入院・出産準備をしておくことを
おすすめします。
看護師の産休中の過ごし方⑤夫との時間、一人の時間を大事にする
看護師の産休中のオススメの過ごし方は夫との時間を大事にすることです♡
よく言われる事で
そんなに出産前後で変わるのかなって
思ってましたけど、本当だったんですね(笑)
というのも、赤ちゃんがいて物理的に遠方に旅行に行ったり、
外にご飯を食べに行きにくくなったり・・・
というのはありますが、
そもそも
旦那と仲が悪くなるというのもあります。
(ホルモンバランスのせいらしいですが・・・)
ちょっとしたことで旦那に当たったり、
手伝おうとしてくれるのは分かっているんですが
どうも邪険になってしまうんですよね・・・
ですから、産後夫とゆっくり出来る時間はありませんので、
(というかそんな気分になれない)
産休中の時間を有効に使うことをおすすめします。
看護師の産休中の過ごし方⑥自分の時間を大切にする
看護師の産休中のオススメの過ごし方は自分の時間を大切にすることです。
これも大事です。
産休中にゆっくりと自分一人の時間を取ることをおすすめします。
というのも、産後は赤ちゃん中心の生活ですから、
授乳の合間に家事、寝てる隙に風呂トイレを済ます・・・
なかなか1日の中で落ち着いてゆっくり出来る時間はありません。
美容院なんて最初3か月間は到底行けませんでした。
ですから、産休の間に思いっきり自分の時間を大切にして、
やりたいことをやっておくことおおすすめします。
CHECK!【参考記事】 知らなきゃ損!!看護師が育休中に取得するべき資格6選!!
看護師さんの産休手当とオススメの過ごし方のまとめ
ということで今回は
看護師さんの産休手当とオススメの過ごし方についてご紹介してきました。
産休・育休は働くプレママ・新米ママを
サポートしてくれる制度なんですね。
ですから休職中でもきちんと手当がもらえます。
ですが、もちろん働いていたころよりは額面は減りますので、
それに応じて家計を再度見直すことが大切です。
ゆっくりと時間の取れる産休期間を
有効活用して少しでも
産後の負担を軽く出来ると良いですね。
CHECK!【参考記事】 看護師は出産後の働き方と復帰時期を徹底解説
CHECK!【実体験】転職なんて諦めかけてた私の転職ストーリー
私は本気で看護師さんに幸せになって欲しい
私は辛いままの看護師さんを救いたい!
これまで書いた記事は200記事。
これだけ情報を集めてきて思うのは
耐えてるだけでは状況は変えられないってことです。
そんな中一番確実で簡単なのが転職することです。
- 職場では怒られてばかり
- 会話すら楽しめない
- 勤務中に涙が止まら無い
- 心に余裕がなくて家族にも迷惑をかける
こんな暮らしをしてきた看護師さんが、1ヶ月後には
- 給料が上がった
- 同僚との会話が楽しい
- 子供と会える幸せな毎日
- プライベートも楽しめる
って暮らしをしてたりします。
行動した人の生活は
変わっていっています!
学生時代から勉強して受験に受かって
看護学校で勉強し
壮絶な看護実習を仲間と乗り越えて
晴れて看護師になって・・・我慢地獄。
こんな人生おかしい!
苦しいだけの看護師はやめましょう!
看護師って、もっと幸せに働くことができます。
4つのポイントさえ押さえれば
看護師で超幸せになることは可能なんです!
看護師として幸せになる転職術をこちらの記事で解説してます!
耐えるだけの看護師を終えたい方は読んでみて下さい。
この記事があなたの人生の転機になる!
何もしなかったら変わりませんよ!^^;
忙しいのはわかりますが、いつだって忙しいはず・・・。
今、1分読んでみるだけで
この先30年の人生が変わるかもしれないんですから
ちょっと立ち止まって読んでいって下さい♪
給料が低くても
体が、心がボロボロでも
耐えてるだけでは何も変わりません!