今回は、
看護師の異動と退職のメリット・デメリットについて
解説していきます!
看護師として働く中で
「今の職場が不満だ!」
「環境を新しくしたい!」
と思うこと、ありますよね。
看護師として働く環境を変えるには、
「異動」か「退職」の2つの方法がありますが、
「異動と退職どっちを選択するのが正しいのかな?」
と迷っている看護師さんも多いはず。
看護師が異動か退職かの判断を誤ると、
将来の、
看護師としてのキャリア形成に失敗したりお給料が減ってしまいますよ!
環境を変えたくて異動または転職をしたのに、
今の職場よりもっと辛い思いをしながら働くことになる可能性だってあります!
そんなことにならないためにも、
この記事を読んで、
看護師の異動と退職のメリット・デメリットをしっかり知っておきましょう!
ということで、
看護師の異動と退職のメリット・デメリットについて解説していきます!
●目次
看護師が退職ではなく異動するメリット
看護師が異動すれば退職よりキャリアアップが望める
看護師が退職ではなく異動するメリットのひとつは、
退職と比べて、
看護師としてのキャリアアップが望めることです!
なぜかというと、
同じ病院で長年勤務した看護師が、
一般的に出世しやすいからです!
異動する場合は、
同じ病院内なので、
経験年数や、
今まで積んできたキャリアは、
なくなりませんよね!
なので、
異動後も継続して、
キャリアを積むことができるんです!
私の看護師の友達は、
同じ病院内で何回か異動を経験してるけど、
異動の数が多いからといって、
出世しづらくなることは無いと言われたそうです!
むしろ、
「複数の部署での経験があることは出世にプラスになることもある」
と言われたと喜んでいましたよ!
ということで、
看護師の異動のメリットのひとつは、
退職と比べて、
看護師としてのキャリアアップが望めることです!
看護師が異動すれば退職より知識・技術の幅が広がる
看護師が退職ではなく異動するメリットのひとつは、
違う診療科を経験出来るため、
看護師としての知識・技術の幅が広がるということです!
退職すると、
今いる診療科と同じ科に転職、
という選択肢もありますよね。
そうすると、
その科に関しては、
引き続き経験を積むことが出来ます。
だけど、
一つの科しか、
経験していないことになるから、
看護師としての知識や技術に偏りが出ちゃうんですね!
それが、異動なら、
同じ病院内での、
別の部署に異動ということになります!
つまり、
必然的に、
今いる診療科とは違う科で働くことになりますよね!
そうすると、
同じ科で働き続けるよりも、
看護師としてより多くの知識や技術を得ることが可能になります。
看護師としての、
知識と技術の幅が広がるんですね!
私の看護師の友達は、
産婦人科から心臓内科に異動しました。
産婦人科で働いていた時は、
患者さんがOPE前にする心電図の検査の結果を見ても、
ちんぷんかんぷんだったそうです!笑
それが、
心臓内科に異動して、
心電図を毎日沢山読むようになってからは、
正確に心電図が読めるようになったと喜んでいました!
異動によって、
看護師としての知識と技術の幅が広がったんですね!
ということで、
看護師の異動のメリットのひとつは、
違う診療科を経験出来るため、
看護師としての知識・技術の幅が広がるということです!
看護師が異動すれば退職するより覚えることが少なくてすむ
看護師が退職ではなく異動するメリットのひとつは、
退職するよりも、
新しく覚えることが少なくてすむことです!
もちろん、異動することで、
看護師として、
新しく覚える必要のある、
知識や技術はあります。
だけど、
病院のシステムなどは同じなので、
退職するよりも、
新しく覚えることが少なくてすみますよ!
覚えることが少ないと、
自分の負担が減りますね!
なので、退職より異動の方が、
新しい職場に慣れるのは簡単です!
例えば、退職後に転職して、
職場を変えた場合は、
物品の場所・システム・電子カルテの使い方・他職種との連携の取り方など、
覚えることがたくさんありますよね!涙
私も転職後は、苦労しました。涙
病院によって、
看護師の仕事に関する考え方や、やり方って、
全然違いますもんね。
ということで、
看護師の異動のメリットのひとつは、
退職するよりも、
新しく覚えることが少なくてすむことです!
看護師の退職ではなく異動するデメリット
看護師が退職ではなく異動するなら人間関係をリセット出来ない
看護師が退職ではなく異動するデメリットのひとつは、
異動によって、
人間関係を完全にリセットすることは出来ない、
ということです!
特に、
特定の人との、
人間関係に悩んでいる場合は異動したとしても
その後ずっと、
その人と一緒に仕事をしないとは限りませんよね!
病院内で顔を合わせる可能性も大いにあります。涙
あと、同じ病院内なので
「前の部署での評判・人間関係」
「なぜ希望して異動したのか」
などは、
すぐに新しい部署に伝わります!
評判や状況によっては、
色眼鏡で見られることもあるかも!涙
だから、病院内で異動して、
新しい人間関係を構築しようとしても、
周りの環境によって妨げられる場合があります。涙
私の看護師の友達も、
自分がまだ話した覚えがないことを、
異動した先の人がすでに知っていたことがあったそうです!怖い!
何で知っているのか聞くと、
異動する前の部署の人から聞いたと言われたそうです。
看護師の噂が広まるスピードって、
めっちゃ速いですもんね!!
しかも、
あることないこと噂されたりするので、怖い。笑
ということで、
看護師の異動のデメリットのひとつは、
異動によって、
人間関係を完全にリセットすることは出来ない、
ということです!
看護師が退職ではなく異動しても異動先が合わないかも
看護師が退職ではなく異動のデメリットのひとつは、
ずっと、
異動した先で働き続けられるとは限らない、
ということです!
特に大きな病院では、
本人が希望する・しないに限らず、
看護師の異動は不定期にありますよね!
なので、例え異動して自分の問題が解決したとしても、
ずっと、
その部署に居られるとは限らないんですよね。
異動命令は、
拒否が不可能な場合がほとんどですからね!
私の看護師の友人は、
異動した先がすごくいい部署で、
「ずっとこの部署で働き続けたい!」
と言っていました。
それが、
なんと異動して1年足らずで、
別の部署への異動を言い渡されたとのこと!
そして、
泣く泣く異動していましたよ。
可愛そうでした。涙
ということで、
看護師の異動のデメリットのひとつは、
ずっと異動した先で、
働き続けられるとは限らないということです!
看護師が異動ではなく退職するメリット
看護師が異動ではなく退職するなら新しい人間関係を持てる
看護師が異動ではなく退職するメリットは、
新しい環境で人間関係を構築できることです!
退職する場合、
自分のことを知っている人がいない中で、
新しく人間関係を構築することができます!
今までの職場の人間関係を、
全てリセットできます!
人間関係の悩みが、
一気に解決されますよ!
私は、
前の職場の人間関係が原因で退職して、
今の職場へ転職しました。
転職先の人たちは
とっても優しくて、
働きやすくて、
退職を選んで本当に良かったと思いましたよ!
ということで、
看護師の退職のメリットは、
新しい環境で人間関係を構築できることです!
看護師が異動ではなく退職すれば知識・技術を最大限活かせる
看護師が異動ではなく退職するメリットは、
今までに得た知識や技術を最大限に生かして働くことが出来ることです!
退職後に、
看護師として新しい職場に転職することで、
今まで経験してきたことがある、
診療科に就職することも出来ます!
そしたら、
今までの経験を最大限に生かして働くことができますよ。
私は、
産婦人科の病棟を退職したあと、
同じ産婦人科のクリニックへ転職しました!
細かいシステムや考え方に、
違いはあったけど、
必要な知識や技術は変わらなかったです。
だから、転職先でも、
今までの経験を生かして働くことが出来て楽でしたよ!
ということで、
看護師の退職のメリットは、
今までに得た知識や技術を最大限に生かして、
働くことが出来ることです!
看護師が異動ではなく退職すれば自分の働き方を見つめなおせる
看護師が異動ではなく退職のメリットは、
自分が看護師としてどんな働き方を望むのか、
見つめなおすことが出来ることです!
現在の職場を退職することで、
希望する働き方に沿った職場を新しく選ぶことができますよ!
例えば異動だと、
「その病院の中のどの部署なら働きやすいか」
という視点で、
自分の今後の働き方を考えてしまう気がします。
選択肢が狭くなってしまうんですね!
一方で、
一度退職してから新しい職場を探す場合は、
「本当に自分が看護師としてやりたいことや働いていきたい環境や条件は何か」
を、よく考えて、
沢山の選択肢の中から
希望に合った職場を選ぶことが出来ると思います。
ということで、
看護師の退職のメリットは、
自分が看護師としてどんな働き方を望むのか、
見つめなおすことが出来ることです!
これは個人的に、
退職の一番のメリットだと思いますね!
大事!!
看護師が異動ではなく退職するデメリット
看護師の退職は異動に比べて覚えることが多い
看護師が異動ではなく退職するデメリットのひとつは、
異動に比べて覚えることが多いことです!
職場が変わるので、
新卒の時みたいに
職場の環境やシステムを1から覚えることがとても多くなるんです!
なので、
異動と比べて、
職場に慣れるのに時間がかかる可能性があります。涙
経験したことのある診療科に転職したとしても、
それぞれの職場によって、
使用する物品・やり方には少しずつ違いがありますね。
あと、
覚えることは多いのに、
新人の時みたいに全部をフォローしてくれる体制はない職場がほとんどなんですよ。涙
私も退職してから転職して、
新しい職場で働き始めました!
覚えること、本当に沢山ありました!
一番大変だったのは、
使っている電子カルテの種類が前の職場と違かったこと!笑
しかも、
新人時代みたいに、
プリセプターさんがつきっきりで教えてくれる
なんてこともありませんでした。
わからないことがあったら、
自分で時間を見つけて先輩看護師に聞かなきゃいけなかったので、
大変でしたね。笑
ということで、
看護師の退職のデメリットのひとつは、
異動に比べて覚えることが多いことです!
看護師が退職すれば異動と比べてキャリアアップが難しくなる
看護師が異動ではなく退職するデメリットのひとつは、
異動と比べて、
看護師としてのキャリアアップは難しくなることです!
退職によって、
経歴は再スタートになるので、
職場で出世するというキャリアアップは難しくなりますね。
職場によっては、
中途採用でも出世できるところもあります。
けれど、多くは、
長年勤務した人が出世しやすいですね。
私の友人は、
看護師として20年の経験があります。
ベテランです!!
ただ、
転職を繰り返しているため、
今の職場でも
自分より年下の経験が少ない看護師が
管理職に就くこともよくあると言っていました。
看護師のキャリアアップでは、
看護師としての知識・経験よりも、
その職場での勤続年数のほうが重要視されるみたいですね。
ということで、
看護師の退職のデメリットのひとつは、
異動と比べて、
看護師としてのキャリアアップは難しくなることです!
看護師が異動ではなく退職するなら退職金が少なくなる
看護師が異動ではなく退職するデメリットのひとつは、
退職金が少なくなることです!
なぜかというと、
退職金は、勤続年数が長いほど多くなるからです!
違う職場で看護師経験があっても、
退職金には全く関係ないんです!
私の友人に、
同じ病院で7年働いている看護師がいます。
今の部署が嫌で、
「退職したい!」
と泣いていましたが、
「あ~でも10年今の病院で働けば、
退職金がめちゃくちゃ上がるらしいから頑張る!」
といって涙を拭いていました!笑
お金は大事!!笑
ということで、
看護師の退職のデメリットのひとつは、
退職金が少なくなることです!
看護師の異動と退職のまとめ
ということで、
看護師の異動と退職のメリット・デメリットについて、
解説してきました!
看護師の異動のメリット
・退職と比べて、看護師としてのキャリアアップが望める
同じ病院で、
長年勤務した看護師の方が、
出世しやすい傾向にある。
・違う診療科を経験出来るため、看護師としての知識・技術の幅が広がる
同じ科で働き続けるよりも、
看護師として、
より多くの知識や技術を、
得ることが可能になる。
・退職するよりも新しく覚えることが少なくてすむ
病院のシステムなどは同じなので、
退職するよりも、
新しく覚えることが少なくてすむ。
看護師の異動のデメリット
・異動によって人間関係を完全にリセットすることは出来ない
異動したとしても、
前の部署の人たちと、
一緒に仕事をしないとは限らない。
・ずっと異動した先で働き続けられるとは限らない
本人が希望する・しないに限らず、
看護師の異動は不定期にある。
看護師の退職のメリット
・新しい環境で人間関係を構築できる
退職する場合、
自分のことを、
知っている人がいない中で、
新しく、
人間関係を構築することができる。
・今までに得た知識や技術を最大限に生かして働くことが出来る
退職後に、
今まで経験してきたことがある、
診療科に転職すれば、
今までの経験を、
最大限に生かして働くことができる。
・自分が看護師としてどんな働き方を望むのか、見つめなおすことが出来る
看護師の退職のデメリット
・異動に比べて覚えることが多い
職場が変わることで、
新人の時みたいに、
職場の環境やシステムを、
1から覚えることが多くなる。
フォローも少ないことが多い。
・異動と比べて、看護師としてのキャリアアップは難しくなる
退職によって、
経歴は再スタートになるので、
職場で出世するという、
キャリアアップは難しくなる。
・退職金が少なくなる
退職金は、
勤続年数が長いほど多くなる。
これらの、
看護師の異動と退職のメリット・デメリットを、
きちんと知ったうえで、
今の環境を変えるために、
「異動」と「転職」どちらの選択肢が、
今の自分に合っているのか、
じっくり考えましょう!
看護師ひとりひとり、
抱えている悩みや、
置かれている状況は違うので、
正解はありません!
「自分にとって、何が1番重要なのか。」
「今の職場で働いていて、何を1番変えたいのか。」
を考えることが大切ですね。
CHECK!【実体験】転職なんて諦めかけてた私の転職ストーリー
私は本気で看護師さんに幸せになって欲しい
私は辛いままの看護師さんを救いたい!
これまで書いた記事は200記事。
これだけ情報を集めてきて思うのは
耐えてるだけでは状況は変えられないってことです。
そんな中一番確実で簡単なのが転職することです。
- 職場では怒られてばかり
- 会話すら楽しめない
- 勤務中に涙が止まら無い
- 心に余裕がなくて家族にも迷惑をかける
こんな暮らしをしてきた看護師さんが、1ヶ月後には
- 給料が上がった
- 同僚との会話が楽しい
- 子供と会える幸せな毎日
- プライベートも楽しめる
って暮らしをしてたりします。
行動した人の生活は
変わっていっています!
学生時代から勉強して受験に受かって
看護学校で勉強し
壮絶な看護実習を仲間と乗り越えて
晴れて看護師になって・・・我慢地獄。
こんな人生おかしい!
苦しいだけの看護師はやめましょう!
看護師って、もっと幸せに働くことができます。
4つのポイントさえ押さえれば
看護師で超幸せになることは可能なんです!
看護師として幸せになる転職術をこちらの記事で解説してます!
耐えるだけの看護師を終えたい方は読んでみて下さい。
この記事があなたの人生の転機になる!
何もしなかったら変わりませんよ!^^;
忙しいのはわかりますが、いつだって忙しいはず・・・。
今、1分読んでみるだけで
この先30年の人生が変わるかもしれないんですから
ちょっと立ち止まって読んでいって下さい♪
給料が低くても
体が、心がボロボロでも
耐えてるだけでは何も変わりません!