妊娠した時
もし産科・産婦人科がある病院で勤めている人の場合
自分の病院で産むべきか
ほかの病院で産むべきか迷いますよね!
初めての出産の時は特に、産後どういった生活が待っているのか想像できないので
「え?こんなことになるの?」
「違う病院にすればよかった…」
と後悔することがあります。
さらに
産後は特に
精神的にナイーブになって攻撃的になりやすい時期です。
妊娠中から産後にかけての出来事は
後の人生に影響があるくらい記憶にしっかり残ります。
できるだけ心が安らげて
産後良い時間が過ごせると
これからの人生の良い出発点になりますよ!
人生の節目でもある出産の時によい選択ができるよう
看護師が出産するとき
- 自分の病院がいいのか?
- それとも他院にすべきなのか?
についてお話していきますね。
➡︎【参考記事】 看護師は出産後にどんな働き方をしているの!?働き方と復帰時期の紹介
●目次
看護師が出産する時に自分の病院を選んだ場合のメリット
看護師が出産するとき
自分の病院を選んだ場合
当然メリット・デメリットがあります。
それらを考慮したうえで自分の病院を選択しましょうね。
まずは看護師が出産で
自分の病院を選んだ場合のメリットについてお話していきます。
自分の病院で出産する場合
妊婦健診から受診して出産に臨む人が多いですよね。
看護師さんは出産を自分の病院ですると受診が楽
看護師さんが出産で
自分の病院を選んだ場合のメリットには「受信が楽」ということが挙げられます!
自分の病院だと具合が悪くなった時にすぐに受診することが出来ます。
そして
健診の時間も自分の休みの日を潰さずに
勤務時間内で受診できるのはとてもいいですね。
看護師さんは出産を自分の病院ですると安心できる
また
看護師さんが出産で
自分の病院を選んだ場合のメリットには
「流れがわかって安心」ということが挙げられます!
病院の設備やシステム・清潔操作・物品管理もわかっているので
安心して仕事もできるし、出産にも臨めます。
医師も知っている人だったり
相談しやすいということもありますね。
スタッフ同士で仲がいい場合は(笑)
入院中も面会に来てもらえるし楽しく過ごせます。
看護師さんは出産を自分の病院ですると医療費が安く済むかも!!
看護師さんが出産で
自分の病院を選んだ場合のメリットには
医療費が安く済むということもありますよ!
病院によっては
部屋代の負担なしで個室に入れたりしますし
医療費が安くなることもありますね。
私の身近な看護師は出産を自分の病院でしてましたよ
私の身近な看護師は出産を自分の病院でしている人が多かったです。
大学病院で働いていた頃
先輩や友人は自分の病院で産んでいました。
やはり勤務時間中に健診に行けるのはとても助かるといっていましたね。
大学病院でNICUもあったので、
高齢出産にあたる人や
不妊治療後に妊娠した人は
自分の病院(大学病院)で産む人が多かったですね。
仕事中に気分や具合が悪くなったりした時も
すぐに受診できていました。
職員割引というものもあって
入院中の費用が割引きされていましたね。
産婦人科のスタッフも慣れていて、
同じ病院の看護師だからといって変な特別扱いなどされず、普段どおりに過ごせていましたよ。
- 勤務時間内で健診をうけられる
- 具合が悪くなった時すぐに受診できる
- 病院の設備やシステム、清潔操作、物品管理がわかっているので安心して過ごせる
- 先生やスタッフに相談しやすい
- 知り合いがいるので楽しく過ごせる
- 医療費や入院費が安くなる
これだけ見るととても素敵に感じますが、デメリットもあるんですね。
➡︎【参考記事】 知らなきゃ損!!看護師が育休中に取得するべき資格6選!!
看護師が出産するとき、自分の病院を選んだ場合のデメリット
看護師が出産するとき
自分の病院を選んだ場合のデメリットについてお話していきますね。
看護師さんが出産するとき「自分の病院が設備に不備がある」ならNG
看護師さんで出産するときに
自分の病院が満足いく環境でない場合は絶対やめといたほうがいいです。
働いている病院が小規模で医療設備に不安がある場合
例えば
高齢出産や不妊治療後の妊娠で
何らかのリスクがあると診断されている場合は
絶対に自分の病院で産むことに安心できない場合はおすすめしませんね。
看護師さんが出産を自分の病院でするとカルテで個人情報が筒抜けに!!
また
看護師さんが出産を自分の病院で行う場合
カルテから個人情報が筒抜けになるというデメリットがあります!
特に電子カルテを導入している病院の場合
カルテを開いてしまえば既往や住所・年齢や治療内容・出産の記録など
プライバシー性の高い情報がすべて見られます。
何かトラブルが起こった際の点滴内容や記録まで見られてしまう状況になりますね。
看護師さんが出産を自分の病院ですると・・・「見学される・・・」恥ずかしい
看護師さんが出産を自分の病院で行う場合
「いろんな人に全てを見られる」というデメリットがあります!
出産の時はかなり痛いので
「あんな姿を見られてしまった…」
「思いもしない発言したし、醜態をさらして…迷惑かけちゃった。謝らないと…」
と言う人が多いですね。
さらに、夜間ではなく、昼間に出産する場合、
産婦さんが職員だと、新人ナースや他のスタッフに了解も取られず見学されることがあります。
実際、
「出産中、知らないうちに見学者が多くてびっくりしたけど」
「痛いしきついし…それどころじゃなくて何も言えなかった」
という人もいましたね。
看護師さんが出産を自分の病院ですると「気を遣ってナースコール押しにくい」
看護師さんが出産を自分の病院で行う場合
「気を遣ってナースコール押しにくい」というデメリットがあります!
忙しい病院の場合は
「本当は鳴らしたいけどナースコールが押せない」
「押すタイミングに気を遣う」
「いつ知り合いが訪れてくるのか分からないので気が抜けない」
とかもよくきかれますね。
看護師さんが出産を自分の病院ですると「面会が多くて休めない」
看護師さんが出産を自分の病院で行う場合
「面会が多くて休めない」というデメリットがあります!
これは私の同僚の話ですが
同僚が自分の働く病院で出産した時
みんなで夜勤明けに赤ちゃんとその同僚に会いに行ってたんですね。
その後も毎日誰かしら
一緒に働くスタッフが会いに行っていました。
そうしたら
しばらくしてその産科の病棟から
「赤ちゃんのお世話や指導ができません。」
「お母さんを休ませるためにも面会時間を考えてください!」
と注意されました。
私自身、2度出産をして思ったのは
産後は思った以上に疲れているので
「できればずーーーっと寝ていたい!!」
でした。
疲れている時に
人に気を遣うのはものすごくストレスになるんですね。
当時その同僚は20代前半で出産していたのもあるし
もともとの性格がすごく元気で明るくて、体力もあって
人に会うことがストレスにならない人だったので良かったんですね。
それが自分だった場合を考えると
ちょっと辛いですね…。
毎日誰かしらが面会に来て
赤ちゃんを抱っこして
ちょっとおしゃべりして。
家族が10分来るのでもストレス
だった私にはちょっと耐えられないです。
疲れた時に一人になりたいタイプの場合
産後はゆっくり人目を気にせず一人になれる環境を選んだ方がいいでしょうね。
逆に疲れた時に人に会っておしゃべりをしたい場合の人は、
気軽に人に会える環境を選ぶといいですね。
- 自分の病院が出産時と産後のリスクに対応できない病院である
- 電子カルテのある病院では、年齢・既往・妊娠・出産までの経過がすべて見られてしまう可能性がある
- 出産の場面を見られて恥ずかしい
- 新人ナースを割りあてられたり、見学されることがある
- ゆっくりと入院ができない
➡︎【参考記事】 看護師の育児休業給付金はいくら貰える??貰えないのはどんな時??
看護師が出産するとき、他の病院を選んだ場合のメリット
看護師が出産するとき、他の病院を選んだ場合にもメリットとデメリットがあるんですね。
看護師が出産するとき、他の病院を選んだ場合のメリットは、
好きな方針の病院が選べるということですね。
看護師が出産するとき他の病院を選べば「完全母乳にするか選べる」
看護師さんが出産を自分の病院で行う場合
「完全母乳にするか選べる」というメリットがあります!
というのも病院によっては方針があって、
「完全母乳がいい」という方針で、
入院中はミルクを与えるのは禁止で、絶対に母乳をあげるように指導されるところもあるんですよね。
自分の病院が完全母乳を推奨していて、もし母乳が出なかった場合、
かなりつらい思いをすることがあります。
看護師が出産するとき他の病院を選べば「豪華なサービスを選べる」
看護師さんが出産を自分の病院で行う場合
「サービスの質を選べる」というメリットがあります!
病院を選べば
出産前の足湯
出産後にエステができる
豪華な食事の内容
など
一般の病院では提供されないサービスもついてくるので
そういったものも選ぶことが出来ますね。
実際に先輩が出産した病院の話なんですが、
高齢出産のためにNICUがある病院を選んで出産されたんですね。
その病院は完全母乳を推奨していて、
入院中は母乳以外のものを全く口に入れさせてもらえなかったそうです。
おっぱいが出なくても、赤ちゃんの口におっぱいを当てて、
出るまで何度も何度もマッサージをしたんですって。
赤ちゃんも体重が増えないし
黄疸がひどくなってもミルクをあげてくれなかったそうなんですね。
産後、初めての子供の場合は特になんですが
かなり神経が張りつめていて
ちいさなことでも不安になってしまいます。
さらに母乳が出ないのに
「出せ」と言われても精神的に追い詰められるだけなんですね。
母乳を飲んだか
ミルクを飲んだかでこれからの子供の人生そうそう変わりませんよね。
そんな小さなことよりお母さんがゆっくり休めるように、
「ミルクでも大丈夫!」
と、言ってくれる方がいいに決まってます。
結局その先輩は隠れてミルクやお白湯を飲ませていたそうですよ。
小さなことに思えますが
母乳に対する考えの違いだけでも
ずっと心に引っかかる出来事になりうるんですよね。
病院を選べるメリットがあるんですけど
- 無痛分娩を取り扱っているか
- 分娩スタイルはどこまで希望をきいてもらえるのか
- 母乳はミルク混合ができる病院か
- 母子同室が強制ではないか
- 食事はどのようなものが出るのか
- エステがあるか
- ホテルのように豪華な部屋がいい
- 産後はドレスのような入院着が着たい
など、好みによって選ぶポイントは沢山ありますね。
そのあたりも自分の希望に沿うものかをきちんと押さえておかなければいけませんね。
- 病院を選べる
- 出産後の方針を選択できる
- プラスアルファのサービスを受けることが出来る
- 気兼ねなく過ごせる
看護師が出産するとき、他の病院を選んだ場合のデメリット
看護師が出産するとき、他の病院を選んだ場合のデメリットは、
病院の裏側がわからないこと、
看護師と知られることで「看護師なのに…」と思われることですね。
看護師さんが出産で他の病院を選べば「病院のレベルが不安」
看護師さんが出産で他の病院を選べば
「病院のレベルが不安」というデメリットがあります。
ほかの病院だと
消毒方法や清潔操作・医師の腕や看護師の質がわかりません。
外から見ると整っていて
豪華でとても良く見えても
見た目だけだったということもあります。
選んだのが小さな病院だった場合
特に清潔操作においてはその病院の独自のルールがあったりするんですね。
思いもしないものが使いまわされていることもあるし
消毒や洗濯の頻度が極端に少なかったりしますね。
また
とにかく出産数を増やして病院のもうけを出したいがために、
リスクのある出産とわかっていながら自分の病院で産ませて、
そのあとすぐに救急車で大きな病院に運ぶところがあるという話も聞きます。
また、
「〇〇という病院からはやたらと新生児が無呼吸状態で運ばれてくる」
といったように、
赤ちゃんの管理もできていない病院もあるんですよね。
病院でひどい話があっていても、
実際にその病院で働かないとわからない
口コミなどでは見えてこない部分があるんですよね。
看護師さんが出産で他の病院を選べば「扱いが不安」
看護師さんが出産で他の病院を選べば
「扱いが不安」というデメリットがあります。
また
看護師とわかることで
あえて新人を割り当てられることもありますね。
逆に看護師なので
気を使われすぎて緊張されることもあります。
「看護師のクセに知らないの?と思われるのが怖くて聞きたいことも聞けなかった」
という言葉も聞きますね。
- 先生の評判や看護師の質がわからない
- 清潔操作や物品の管理方法がわからない
- 看護師とわかることで新人に担当されることがある
- 「看護師なのに知らない」と思われるのが怖くて聞きたいことが聞けない
➡︎【参考記事】 看護師は子育て中はパート勤務がおススメ!?給料・職場・ボーナスは??
まとめ
ここで看護師が出産するとき自分の病院がいいのか、
それとも他院にすべきか、それぞれのメリットとデメリットをまとめますね。
看護師が自分の病院で出産する場合のメリット
- 勤務時間内で健診をうけられる
- 具合が悪くなった時すぐに受診できる
- 勝手がわかっているので安心して過ごせる
- 先生やスタッフに相談しやすい
- 知り合いがいるので楽しく過ごせる
- 職員は医療費や入院費が安くなる
看護師が自分の病院で出産する場合のデメリット
- 自分の病院が出産時と産後のリスクに対応できない病院である
- 電子カルテのある病院では、年齢・既往・妊娠・出産までの経過がすべて見られてしまう可能性がある
- 出産の場面を見られて恥ずかしい
- 新人ナースを割りあてられたり、見学されることがある
- ゆっくりと入院ができない
看護師が出産するとき他の病院を選んだ場合のメリット
- 病院を選べる
- 出産後の方針を選択できる
- プラスアルファのサービスを受けることが出来る
- 気兼ねなく過ごせる
看護師が出産するとき他の病院を選んだ場合のデメリット
- 先生の評判や看護師の質がわからない
- 清潔操作や物品の管理方法がわからない
- 看護師とわかることで新人に担当されることがある
- 「看護師なのに知らない」と思われるのが怖くて聞きたいことが聞けない
それぞれのメリット・デメリットを見ていると、
「私はそこが特に気になる!」
「その部分はあんまり気にしないな~」
という部分がありますよね。
それぞれのメリット・デメリットを考えたうえで、
自分の場合はどちらで産んだ方がより心が安らげて、
産後に良い時間が過ごせるのかを考えてみてくださいね。
➡︎【参考記事】 看護師の育児休業給付金はいくら貰える??貰えないのはどんな時??
CHECK!【実体験】転職なんて諦めかけてた私の転職ストーリー
私は本気で看護師さんに幸せになって欲しい
私は辛いままの看護師さんを救いたい!
これまで書いた記事は200記事。
これだけ情報を集めてきて思うのは
耐えてるだけでは状況は変えられないってことです。
そんな中一番確実で簡単なのが転職することです。
- 職場では怒られてばかり
- 会話すら楽しめない
- 勤務中に涙が止まら無い
- 心に余裕がなくて家族にも迷惑をかける
こんな暮らしをしてきた看護師さんが、1ヶ月後には
- 給料が上がった
- 同僚との会話が楽しい
- 子供と会える幸せな毎日
- プライベートも楽しめる
って暮らしをしてたりします。
行動した人の生活は
変わっていっています!
学生時代から勉強して受験に受かって
看護学校で勉強し
壮絶な看護実習を仲間と乗り越えて
晴れて看護師になって・・・我慢地獄。
こんな人生おかしい!
苦しいだけの看護師はやめましょう!
看護師って、もっと幸せに働くことができます。
4つのポイントさえ押さえれば
看護師で超幸せになることは可能なんです!
看護師として幸せになる転職術をこちらの記事で解説してます!
耐えるだけの看護師を終えたい方は読んでみて下さい。
この記事があなたの人生の転機になる!
何もしなかったら変わりませんよ!^^;
忙しいのはわかりますが、いつだって忙しいはず・・・。
今、1分読んでみるだけで
この先30年の人生が変わるかもしれないんですから
ちょっと立ち止まって読んでいって下さい♪
給料が低くても
体が、心がボロボロでも
耐えてるだけでは何も変わりません!