夜勤専従の看護師が1か月に勤務できる回数はどのくらい?徹底解説

夜勤専従看護師ってお金が稼げる
日中がフリーになるためプライベートな時間が増えるなど魅力的ですよね。

私自身も
「夜勤専従看護師もありだなぁ」
と考えていたこともあるのですが、
夜勤専従看護師のことってあまり知らない・・・。

「勤務回数ってどのくらい?」
「夜勤労働の時間って決まりがあったはず・・・
・・・夜勤専従看護師はどうなっているの?」

夜勤業務は昼夜逆転になり、健康面も心配です。
勤務回数を知ることで、

「やっぱり体力的に難しいかもしれない。」
「これだったらできそう。」

という判断材料にもなりますね。

これから夜勤専従看護師を考えている人ならば知っておくべき
「勤務回数」
「その他のルール」
についてお話ししていきます。

➡︎【参考記事】 看護師さんの転職で定時で帰れるのはどんな病院??

➡︎【参考記事】 看護師の睡眠不足は仕方がない?3つのパターンと解決方法12選!!

夜勤専従看護師の2交代制・3交代制の一般的な勤務回数は?

夜勤専従看護師だけにかかわらず
病院では1か月の勤務時間が「144時間」としている病院が一般的です。

この指標を元に勤務回数を見ていきましょう。

●看護師さんの夜勤が2交代勤務の場合

勤務回数は9回前後です。
勤務回数が多い職場でも10回ほどみたいです。

10回以上勤務がある職場はあまりないようですね。

二交代勤務では16時から翌9時までといった16時間勤務が一般的です。
144時間÷16時間=9となり、1か月に9回の勤務ということになります。

二交代は勤務時間が長いですが、その分出勤回数が少ないですね。

月9回の職場なら月に12~13日
月10回の職場なら10~11日お休みの日ができることになります。

お休みの日が多い分、プライベートも充実させられそうですね!

●看護師さんの夜勤が3交代勤務の場合

3交代の勤務回数は18回前後です。

準夜勤では17時から翌1時まで
夜勤では1時から翌9時までといった8時間勤務です。

144時間÷8時間=18となり、1か月に18回の勤務となります。

3交代の場合は8時間と勤務時間は短いですが
そのぶん勤務回数は常勤看護師とあまり差がありません。

勤務時間が短いことは、体への負担が2交勤務より軽いと思います。

看護師の夜勤は2交代制・3交代制のどっちがオススメ?

看護師さんの夜勤は2交代制か3交代制か
結局のところどっちがオススメなんでしょうか?

「夜勤手当でお金を少しでも稼ぎたいけど、長時間労働が不安」
という方は3交代がおすすめです。

でも今は2交代制をとっている病院が多いので
募集はあまりないかもしれませんね。

非常勤だと勤務先によっては週に1回
月1~2日の勤務など選べるところもあります。

また、もっと働きたいのであれば働かせてくれる病院もありますよ。

私としては、休みが多い2交代制の専従看護師がすごく魅力的です。

出勤が9回で、休みも多くて、お金も稼げるなんて・・・。
でも私も夜勤の大変さは知っています。

人手がいない夜に限って急変が起きたりするんですよね。

常に緊張感をもって働かなくてはならないため
その緊張感を16時間も・・・
となると体だけじゃなく精神的にもつらいです。

メリットだけみると飛びつきたくなりますが
デメリットも含めて考えてみてくださいね。

一般的に夜勤専従看護師の勤務回数は
2交代では9回前後
3交代では18回前後
とお話ししました。

「〇回前後」ってあいまいですよね。

夜勤専従看護師の勤務時間は明確な定めがないため
どれだけの時間働くかは病院によって変わってきます。

とうことで次はその夜勤専従看護師の勤務時間についてお話します。
この情報を知っておくと、職場選びの判断に役立つはずです。

➡︎【参考記事】 看護師が転職して「合わない。」と感じた時の6つの解決策

夜勤専従看護師の勤務時間・回数に関するルールは?

現在、夜勤専従看護師の勤務時間・回数に関して
法的には明確に定められていないんです。

え!?と思いますよね。私も思いました。

2012年までは夜勤専従看護師にも
「144時間ルール」というものがありました。

しかし他の常勤の看護師の負担を減らすことを目的に
このルールは撤廃されてしまいました。

常勤看護師には「72時間ルール」というものがあります。

これは常勤看護師の1か月の夜勤は72時間以下にしなければならない
というルールです。

このルールを守らなければ
診療報酬が安くなってしまうため
医療機関がこのルールを守らないことはまずないでしょう。

病院としては
この常勤看護師の穴を埋めるために夜勤専従看護師を雇っていますからね。

現状では夜勤専従看護師の「144時間ルール」も守ろうとすると、
常勤看護師の「72時間ルール」を守ることが難しくなってしまう。

難しい問題ですね。

夜勤専従看護師の勤務時間に法律がないのは稼ぎたい人にとっては好都合?

夜勤専従看護師さんの勤務時間に法律がないのは
稼ぎたい人にとっては好都合なんですよ。

勤務時間の上限がないということは
勤務日数が増やすことができるということになります。

夜勤をたくさんして高い給料を求める人にとってはメリットになります。

「144時間ルール」が撤廃されたことで、
夜勤専従看護師ってものすごく働かされるんじゃないの?
と不安になる方もいると思います。

でも、そこは日本看護協会が
私たち看護師に無理がないようにと働きかけてくれていますよ。

➡︎【参考記事】 看護師の睡眠不足は仕方がない?3つのパターンと解決方法12選!!

夜勤看護師を守る日本看護協会の144時間ルールとは?

日本看護協会では144時間までのルールを推奨しています。

日本看護協会は
「1か月の夜勤労働を144時間以内にすること」
というルールを病院に推奨しています。

夜勤専従看護師の健康に配慮するためのルールですね。

そのおかげで現在も「144時間ルール」を守っている病院も多いです。

そのため一般的な勤務回数が
二交代は9回・3交代は18回ほどで収まっているんですね。

夜勤専従者にとっては安心ですよね。

この時間までしか働かせないよ!
といわれると、自分がどのくらいのペースで働くのかが想像しやすいです。

ですがあくまで「推奨」であり
法律的に決められているわけではないことは忘れずに。

実際に
「いきなり夜勤回数を増やされました。体がきついです・・・」
という人もいるようです。

夜勤専従看護師の病院選びをする際は、希望する病院の
「1か月の勤務時間」「勤務回数」
は事前に調べておきましょう。

➡︎【参考記事】 看護師が転職して「合わない。」と感じた時の6つの解決策

夜勤は連続何回まで?何時間の休みが必要?

「夜勤は連続2回までとする。」
「1回の夜勤後は24時間以上のお休みを与えるようにすること」
「2回連続で夜勤に入った場合は
その後は必ず48時間以上の休日や休息時間を与えるようにすること」

これも日本看護協会で推奨されています。
昼夜逆転を考慮されたルールですね。

法的には定められていませんが
このルールを取り入れている病院が多いです。

でもこれは2交代の話で、3交代の場合は例外です。
私が勤めていた3交代の病院では
夜勤専従看護師の方は3~5連勤は普通にしていました。

常勤の私にはすごく過酷なシフトに見えました。

「しんどくないの!」
と聞いたところ
「8時間だしね。慣れればへいき。」
だそうです。

常勤看護師の私にとっては本当にありがたい存在です。

「夜勤は2回まで」
「1回の夜勤後は1日以上休み」
「2回連続夜勤の場合は2日以上休み」

このようなルールがあると、体をゆっくり休める時間も確保できますよね。

➡︎【参考記事】 看護師の異動と退職は結局どっちがいい!?メリットデメリット徹底比較!!

夜勤専従看護師の勤務時間・勤務回数のまとめ

  1. 勤務回数は2交代なら9回前後、3交代なら18回前後が一般的。
  2. 「もっと働きたい!」のであればたくさん働ける病院もある
  3. 夜勤専従看護師に勤務時間に関する法的なルールは定められてない。
  4. 看護協会は夜勤専従看護師の勤務時間を144時間以下にするよう推奨している。
  5. 看護協会により
    「夜勤は連続2回まで」
    「1回夜勤すると24時間以上の休みを与える」
    「2回連続夜勤の場合は48時間以上の休みを与える」
    ことを推奨している。

つくづく看護協会って働く私たち働く看護師を守ってくれているんだなぁなんて思いました。

看護協会のルールはあくまで推奨ですが
実際にこのルールに従っている病院も多いですからね。

このルールがなかったら無法地帯になってしまいます。

法的に勤務時間が定められていないということは
勤務条件は病院次第になります。

働いてみて「こんなはずじゃなかった!」となるのは嫌ですよね。

一般的な勤務回数は2交代では9回、3交代では18回
という基準を知っていれば

自分が気になっている職場が自分にとって良いのか、悪いのか
の判断基準になりますよね。

「たくさん働いてお金を稼ぎたい」
「休みを充実させたい」
「日中にやりたいことをやりたい」

など自分の中で優先順位が何なのかを明確おきましょう。
そうすることで自分にあった勤務条件の職場が見つけやすくなるはずです。

➡︎【参考記事】 看護師さんの転職で定時で帰れるのはどんな病院??

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