【子育て看護師必見!!】時短勤務の給料&始める前にやるべき2つのこと!!

仕事と子育ての両立に慣れるまではフルタイムなんて無理!!

そんな看護師のための「時短勤務」
とてもありがたい制度ですよね!!

 

「復帰後は絶対時短勤務にしよう!!」
そう考えている子育て看護師は多いですよね~

看護師れもん
でもちょっと待って!!

 

時短勤務はフルタイムに比べてどれだけ給料が下がるか知ってますか!?

 

それに時短だからと言ってすぐには帰れないと、
残業をしていると働き損になるんですよ!!

 

時短勤務の始まる前に準備しておかないと、

 

復帰後こんなはずじゃなかった!!
給料は全然入らないし、子供と過ごせる時間も全然取れない!!

なんて時短勤務を選択したことを後悔することに・・・

この記事を読めば、
働き損になることなく、時短勤務の給料が貰えて、
仕事と育児を両立やすくするための秘訣が分かりますよ♪

 

看護師の時短勤務は法律で守られた権利


看護師として時短勤務で復帰するときに
時短だからといって不当な扱いを受けないか心配ですよね。

 

看護師れもん
その心配は不要です!!

 

なぜならば看護師の時短勤務は
「育児・介護休業法」の中で、「育児短時間勤務」といって
正式にその権利が認められているからなんです。

3歳までの子供を育てている親が取得出来ます。

 

正社員はもちろん、パート職員であっても、
「実質6時間以上に労働時間で週3日以上勤務」
していれば取得することが可能です。

 

ですからもし残業をさせられそうになっても
はっきり「No」と伝えましょう。

もし、「時短は早く帰れていいよね~」
なんて言われても、言わせておきましょう!!

 

ですから、看護師の時短勤務は法律で守られていますから
時短勤務だからと言って不当な扱いを受ける必要はありません

看護師が時短勤務するメリット

 

看護師が時短勤務にすると、
フルタイムより格段に子供に合わせた生活がしやすくなります。

 

というのも、看護師が時短勤務すると、
原則1日6時間働くことになります。
通常の勤務は1日8時間ですから2時間短縮されるわけですね。

 

子育て中の看護師にとってはこの2時間はとても貴重!!
なぜならば、この2時間があることで

  • 早朝保育や延長保育をしなくて済む
  • 家事をする時間が出来る
  • 子供と過ごせる時間が増える

などの恩恵が受けられるんですね。

 

それに、この時短は始業時間の前でも後でも使うことが可能なんです。
時短を使えば、


(例)
朝余裕を持って家を出たいしたい人は、朝10時出勤→午後17時退勤
家に帰ってからゆっくりしたい人は、 朝8時出勤→午後15時退勤

この他にも
「前に30分、後ろに1時間半」のように
自由に勤務時間を設定することが出来ます。

というわけで、
看護師が時短勤務にすると、
フルタイムより格段に子供に合わせた生活が出来るんですね。

 

ただ、ここで一つ心配なのが・・・

そう、給料ですね!!!

勤務時間が減る分、
給料はどう変わってくるのか気になるところですよね~

 

看護師の時短勤務の給料は・・・医療施設によって異なる!?

 

看護師の時短勤務の給料は、
医療施設によって手取りは変わってくるんです。

 

というのも、
残念ながら現在の「育児・介護休業法」では
時短勤務の権利は認められているものの、

 

なんと、
時短勤務中の給料の保証まではされていないんです!!!

 

そのため、給料がいくらになるかは病院・施設によって異なるんです。

例えば、

  • 時短勤務の給料の基盤となる基本給の設定方法が異なる
  • 給与控除が病院によって異なる

とかですね。

 

このように看護師の時短勤務の給料は、
医療施設によって異なるんです。

ですから、復帰後に給料が下がると困る!!
という方は少しでも基本給が高めに設定されている医療施設を
検討することでちょっとでも多くの給料を得ることが出来ます。

看護師の時短勤務の給料はフルタイムよりも断然少ない!!


看護師の時短勤務の手取りは、
フルタイムと比較すると少ないです。

 

というのも、
勤務時間や残業時間がフルタイム勤務より少ないので
致し方ないですね。

以下のような算出法が一般的です。

 

時短勤務 給料算出法

基本給÷(8時間×所定日数)=あなたの時給
あなたの時給×6時間×所定日数=時短勤務による総支給額

 

例えばフルタイムで基本給24万円/月、
夜勤手当が7万/月支給されていたとして、
時短勤務に変更後夜勤免除されていた場合を計算してみましょう。

※両社とも22日出勤とする

24万円÷(8時間×22日)=1,364円
1364円×6時間×22日=180,048円≒18万円

 

つまり、
フルタイム:24万円+夜勤手当7万円=31万円
時短勤務:18万円+夜勤手当0円=18万円

時短勤務はフルタイムの6割程度しか貰えません。

 

それにここから各種控除額が減額されていくので、
実際の手取りはもっと低いです。

というように、時短勤務はフルタイムより給料は低いんですね。

看護師の時短勤務はボーナスどうなる!?


結論からいうと、看護師で時短勤務の場合、
ボーナスは時短している分だけ減額されます。

 

というのも、時短勤務者は、
ボーナスの査定期間中の短時間勤務日数に応じて
勤務短縮時間毎に減額率が決まっているんですね。

 

時短勤務 ボーナス算出法

ボーナス×(短時間勤務日数÷査定期間所定労働日数)×減額率

≪減額率≫

勤務短縮時間 減額率
2時間 20%
1.5時間 15%
1時間 10%
0.5時間  5%

例えば
基本ボーナスが30万円として2時間時短勤務したとすると、
フルタイムより6万円減額されることになります。
ボーナスが年2回なら、年間10万円以上の収入差が出ますね。

 

ボーナス額の算定は申請している時短時間で換算されてしまうので、
逆に言えば、
どれだけ無理に残業したとしても

ボーナスには全く反映されないという事なんですね!!

 

となると、時短勤務者にとって
いかに残業が働き損であるか分かりますよね~

看護師で時短勤務すると社会保険料はどうなる!?


看護師で時短勤務の場合、給料が減る分社会保険料も減ります

 

というのも、育休から復帰した場合、
時短勤務で給料が下がることで、
社会保険料の等級が下がるからなんですね。

 

毎月の社会保険料も安くする措置(※1)
を取ってくれるというわけです。

 

ここで一つ疑問なのが・・・

 

社会保険料が安くなった分、
将来貰える年金は減らないの!?

って思っちゃいますよね。

看護師れもん
その心配は不要です!!

時短勤務で給料が減っても、
将来の年金額に影響が出ない仕組みがあるんです。

 

申請することで、
時短勤務をする前の標準報酬月額に基づいて計算された年金額
を受取れる措置(※2)をとってくれるんです。

これらの措置は事業主を通じて申請手続きが行われます。
事業主の案内に沿って所定の用紙に必要事項を記入するだけなので
難しい作業は必要ありませんよ。

(※1)「育児休業終了時報酬月額変更届」
(※2)「厚生年金保険養育期間標準報酬月額特例進出書」

このように、
時短勤務になることで色々給料形態が変わってくるんですね!!

看護師の時短勤務の最大の落とし穴


看護師の時短勤務者の最大の落とし穴は、

時短勤務で得た収入が育児休業給付金より低い
働き損になってしまうことです。

 

というのも、

育児休暇を切り上げ、時短勤務をすることで
育児休業給付金が貰えなくなる、
つまり大きな収入減です!!

 

働いている割に時短勤務の給料が
思った以上に入らないと、

育休手当貰ってる方が収入良かったじゃん!!
ってことになって時短勤務で働いたことを後悔するからです。

 

これが最大の落とし穴なんですね。

だからこそ、事前にきちんと
時短勤務の給料を確認しておくことが大切なんです!

看護師が時短勤務で給料がイメージしにくいのは○○だからだった!?


とはいっても、
いざ時短で復帰して給与明細を見ると
あまりの手取りの少なさに愕然とするかもしれません。

 

思ってたより全然少ない!!何で!?

 

なぜならば、
基本給の決め方は病院によって異なる上に、
思っている以上に控除で引かれているからです。

 

ですから、ネットで給料計算ツールなどを活用して
ざっくり計算していても、
そもそも基本給が異なれば金額が変わってきてしまいますよね。

 

基本的な考えは、①基本給―②控除額=手取り額です。
きちんと手取り額を把握しようと思ったら、
①基本給②控除額を把握しておく必要がありますよね。

 

そこで、
より看護師の時短勤務の手取りをイメージしやすくする秘訣2つ
お教えしますね♪

① 基本給はどのように決定されるか?

給料の基盤となる基本給は
どのように決定されるか把握しておきましょう。

  • 休暇前の何割支給?
  • それとも時給換算?
  • 時給なら、1ヶ月どのくらい働けそうか?

②休暇前の給与控除額はいくらか?

産前休暇前の給与明細で、給与控除額を把握しておきましょう。

  • 社会保険料がもう免除されないことを忘れてはいませんか?
  • 毎月天引きされる項目はありませんか?
    (例えば互助会費など)

これらのイメージを頭に置いていれば、
想像していた手取りと実際の手取りの差は
そう大きくならないはずです。

看護師が時短勤務前に交渉しておくべきこと2つ


手取りのイメージを付けたところで
次は交渉です。

① 給料の交渉

看護師で時短勤務を開始する前に
基本給の決め方を交渉しましょう。

 

というのも、その決め方によって給料が
大きく変わってくるからです。

 

例えば、申し送りなどで万が一にも残業してしまった場合、
時給換算なら多く働いた分はきちんと給料に反映されます。

 

もし、自分や子供の体調に波があって安定して
決まった時間勤務することが難しければ
固定給の方が安定して収入を得ることが出来ますよね。

 

ボーナスについても確認しておくとより良いですね。

ですから、看護師で時短勤務を開始する前に
給料の交渉をしておきましょう。

② 勤務時間の交渉

看護師で時短勤務を開始する前に
勤務時間を交渉しておきましょう。

 

というのも、
法律では1日原則6時間となっていますが、
6時間の勤務でも大変だと感じる場合があります。

 

例えば、体力が思っていた以上に低下していた!!
子供を保育園に慣れるまでは連れていくのが大変!!
とかですね。

 

その場合、例えば週5日5.5時間勤務からスタートし、
最終的に週5日6時間に変更することが可能かどうか
交渉してみると良いでしょう。

ですから、看護師で時短勤務を開始する前に
勤務時間を交渉しておきましょう。

まとめ


時短勤務 給料算出法

基本給÷(8時間×所定日数)=あなたの時給
あなたの時給×6時間×所定日数=時短勤務による総支給額

時短勤務にするとフルタイムに比べて給料は減りますが、
残業分含め働いた時間分はきちんと時給換算されきっちり貰えます。

 

さらに給料が減りますがその分、
社会保険料控除額の減額措置が取られます。

ですが、注意しておきたいのは
働く医療施設によって
給料の基盤となる基本給の決め方が異なることです。

 

思っていた手取りと実際の手取りが全然違った!!
なんてことにならないように、

手取りをイメージしやすくする秘訣

  1. 基本給の決め方を把握しましょう
  2. 給与控除額を把握しましょう

この2点は頭に置いておきましょう。

そして、実際に時短勤務で働く前に
自分の生活スタイルや子供の体調・保育園の兼ね合いも考慮して
最低でも以下の2点は勤務先と交渉しましょう。

交渉する内容
  1. 給料
    ・基本給はどうやって決めているか
    ・時給制、固定給を自分で希望出来るか
    ・ボーナスの決め方はどうなっているか
  2. 勤務時間
    ・必ず1日6時間からスタートしなければならないか
    ・徐々に勤務時間を延ばしていくことが可能か

 

時短勤務のメリットは
家事が出来る時間子供の過ごす時間が増えることです。

フルタイムで働いていたら得られなかったことも
沢山得られるはずですよね。

 

このメリットを最大限生かして、
「時短勤務」を選択したことを後悔しないよう
自分にあった働き方で育児と仕事を両立させたいですよね♪

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