36歳で看護師資格を取った私の看護師ストーリー

はじめまして!

私は結婚と出産を経て、36歳の時に
看護師の免許を取りました。

病棟で3年半働いた後に転職し、
現在は訪問看護師として働いています。

無趣味でインドア派なので、
休日は、家事などをしながら
家でゆっくり過ごすことが多いです。

性格はとても面倒くさがりで大雑把です。

ですので、看護師に向いている
性格だとは思いません。

しかし、紆余曲折ありながらも、

今日まで看護師として、
楽しく働かせていただいています‼︎

今回は、そんな私の幼少期から現在に至るまでの
看護師ストーリーをお話ししたいと思います!

 

看護師に興味がなかった
幼少期〜高校生時代

 

幼少期〜高校生時代まで、
全く看護師には興味がなかったです。

幼い頃は身体が弱かったので、
入院も経験しています!

しかしその時に、

看護師に憧れた。看護師になろう!

とか、そういうことは
全く思いませんでした!

 

なぜかというと、

看護師さん達はみな、
厳しかったからです。

今思えば、慢性期病棟だったから
あえて厳しく接していたのかな、
とも思いますが…。

 

優しくされた記憶がなかったので、
わたしの中で看護師はあまり
良いイメージがありませんでした。

 

小さい子どもが好きだったので
小学生の頃の将来の夢は保育士でした。

その後は中学高校と、
特になりたい職業もなく、
夢もありませんでした。

そればかりか、
学校へ行く意味さえ見出せなくなり、
なんと高校を中退してしまいます!

今思えば、若気の至りといえます。

しかし、その頃は本気で

高校や大学に行って何になるんだ!
時間とお金のムダ、ムダ、ムダー‼︎

と本気で思っていました笑

 

夢がなく目標が見出せなかったことが
原因だと思います。

 

人生が変わり始めたのは結婚、出産をしてから。

 

人生が変わり始めたのは
結婚、出産してからです。

子どもを産んだのが早かったため、
子育てが終わった後の人生を考えるようになりました。

子育てが早く終わっちゃうな〜。

その後の人生、特に趣味もないし、生きがいがないな。

どうしよう⁉︎

資格を取って働いた方がいいかな?

と感じるようになりました。

 

しかし、その時はまだ看護師になろうとは
全く思っていませんでした。

「とりあえず、高卒の資格を取らないと
話にならないな!

まずは高卒の資格を取ることが先だ!」

 

と考えて、

高卒認定の資格を取ることに専念し、
無事に合格することができました。

 

私を変えた!夫の一言

 

「高卒の資格を取ったけどどうしよっかな。

とりあえず子どももまだ小さいし、
パートで働きながらゆっくり考えよう。」

特に焦りを感じることもなく、
漠然と某ファーストフード店の
パートで働いていました。

 

そんな中、

「今の仕事、嫌いじゃないけど
一生働ける仕事かと言われると違うな〜。

やっぱり何か資格を取って
働いた方が良いのかな〜。

悶々とした思いを抱えながら
仕事をしていました。

 

その頃、夫がことあるごとに

 

「自立した方がいいよ。」

 

と言うようになりました。

 

どういう意味⁉︎

 

と思いましたが、

「不景気で先行き不透明なこの時代に、夫の給料だけに頼るのもリスクがある。

やっぱり、私も資格を取って
本格的に働かなきゃ!」

 

と、考えるようになりました。

 

でも、何になりたいとか
具体的な職業までは考えていませんでした。

とりあえず、条件として

  • 給料が安定していて食いっぱぐれがない
  • 定年に関係なく一生働ける
  • 需要があり、将来性がある。
  • 人の役に立ち、やりがいが見出せる

 

以上のような仕事が良いな!と思いました。

 

そして、これらの条件全てに当てはまる職業が看護師であることに気づいたのです!

 

ただ、看護師は人の命を預かる仕事です。

「責任感の乏しい私にできるのか?

もともと世話好きな性格でもないし、
面倒くさがりで大雑把だし。

看護師なんて無理じゃないか?」

と迷いました。

しかし、日に日に、

私にはこの仕事しかない!
と言う思いが強くなり、

 

やるしかない!
とりあえずやれるだけやってみよう!

 

と看護学校を受験する覚悟を決めました。

 

看護学校の受験に向けて孤軍奮闘

 

看護学校を受験する覚悟を決めてからは、

学費、評判、社会人の割合、合格率

など、ネットで情報を調べでいました。

「大学はとにかくお金がかかるから無理。

専門学校がいいな。」

と主に専門学校を重点的に探していました。

 

そんなある日、
子どもが風邪をこじらせてしまい
近所の病院に入院してしまいました。

これは情報を仕入れるチャンス‼︎

とばかりに、

その時の担当の看護師さんに
どこの看護専門学校が
オススメなのか聞いてみました。

今思えば、子どもの入院中に
そんな事を聞くなんて!
私も必死だったんでしょうね!笑

 

そして、その時の看護師さんに、

「〇〇専門学校は社会人の割合が多いですよ。」

と言われました。

どうせなら、年齢の近い社会人が多いほうが心強いな、と思っていたので、

よし!そこを受験しよう!

と決心しました。

 

予備校に通う時間もお金も余裕はないので、
古本屋で参考書を購入したり、
教育テレビなどの高校講座をみるなどして、
独学で勉強しました。

 

勉強を始めてから約1年後、
無事に、希望の看護専門学校に
合格することができました。

 

主婦と看護学生の両立で辛かったこと

 

看護学校の3年間は良き仲間に恵まれて、
とても、楽しかったです。

あと、高校を中退してますから、
青春を取り戻している感もありました笑

 

家事との両立についてですが、
もともと、完璧主義ではないので、

「料理は作るけど掃除は週末だけにしよう」

とかなり手を抜いて乗り切りました!

勉強についても、

「落第しない程度にやればいい」

と思っていたので、
たまに良い点数を取った時は

「ダメだ!勉強を頑張り過ぎた!」

と反省するくらいでした笑

 

看護学校は終わる時間も決まっていますし、
夏休み、冬休みなどの長期の休みがありますから、子育てや主婦との両立はそれほど難しくはありませんでした。

 

ただ、
子どもが熱を出しても、
看護学校は基本的に休むことができません。

単位が足りなくなれば
即留年になってしまいます。

ですので、
祖母や病児保育に頼らざるを得ませんでした。

風邪のときくらい側にいてあげたい!
と何度も思いました。

辛かったです!

また、授業参観はもちろん、
入学式や卒業式にも行けない場合があります。

私は、入学式、卒業式は
かぶらなかったので大丈夫でしたが、
友達は行けなかったみたいて、
同じ母として胸が痛かったです。

 

実習中は辛いこともありましたが、
無事に国家試験も合格し、
希望通りの就職先に働くことが決まりました。

 

就職したら家庭崩壊の危機に!

 

希望通りの就職先に働くことが決まり、
しかも希望通りの病棟に配属が決まりました。

さらに、実習中にお世話になった
憧れの先輩看護師がいるチームに
配属されることが決まりました。

全て私の思い通りー‼︎

と、かなり、有頂天でした。
調子に乗ってました。笑

優しいプリセプターにも恵まれ、

こんなに恵まれちゃって良いのかな⁈

と怖いくらい順風満帆なスタートでした。

 

しかし‼︎

 

夜勤が本格的に始まり、
残業も増えた始めた頃から
家庭に暗雲が立ち込め始めます。

 

夫は始めの頃は、家事に協力的でした。

夕食は私が朝のうちに準備をして行くのですが、私よりも帰りの早い夫が食事を温めたり、洗い物をしたりしていました。

夜勤中も、子どもの面倒をお任せしていました。

共働きでそれくらいは当たり前のこと、
と思っていましたが、

夫にとってはとても負担だったのです‼︎

そのうち、イライラするようになり、
私に当たるようになりました。

 

夜勤明けで寝ていると、

「いつまで寝てるの?夕飯はどうするの?」

 

と夫に言われ、

 

カチーン‼︎

 

となり、

 

「こっちはほとんど不眠不休で働いてるんだから‼︎」

 

とケンカが始まってしまいます。

 

そのうち、
ケンカするにもエネルギーがいるので、
不満があっても口に出さず、
我慢するようになりましました。

 

そうすると、会話をするのも面倒になり、
やがて夫婦間の会話がほとんどなくなりました。

 

こうなると、夫婦仲は末期ですね…。

 

私自身も、
残業でいつも20時に帰宅、
休みの日や夜勤明けにもミーティングや研修などがあり、いつも疲れが抜けずにいました。

 

限界だ!

このままではいけない!

 

と思いましたが、

「3年は働かないと
看護師としては一人前と言えない。
その後の就職先も限られてくる。」

と事あるごとに看護学校時代の
先生に言われていたので、

 

3年は我慢しよう!

 

と思いました。

 

そして3年が経った頃、

師長に家庭の事情も話し、
辞たい旨を伝えました。

 

「人員不足なので
せめて、もう半年程度働けないか」

 

と言われ、迷いましたが、
ここまで育ててくれた恩義も感じていたため、もう半年働くことにしました。

 

そして半年後にようやく円満退職
することができました。

 

転職活動開始!家庭との両立ができる職場はどこか。

 

転職活動をしよう!と思ったのは、
辞める月の半年前くらいからです。

 

夜勤がなくて、残業がなく、
家庭との両立ができるところを
探そうと思いました。

 

訪問看護かクリニックがいいのではないか、と思いました。

 

訪問看護はベテランの方が働くイメージだったので、経験年数が少ない私が働けるのか心配でした。

しかし、実習の時から興味があり、いつかは挑戦してみたい、と思っていました。

 

クリニックには眼科や耳鼻科など
色々ありますが、私は皮膚科に興味がありました。

というのも、年齢的に
そろそろ美容皮膚科に通ってみたい
思っていたので、

社割で安くできるかも⁈

と図々しい考えがありました。笑

どちらにしても、
働きながら自力で探すのは時間もなく、難しいと思い、看護師専門の転職サイトに登録しました!

転職サイトには、色々あり迷いましたが、
口コミやレビューで評判の
良さそうなところにしました。

 

登録したら5秒後経つか経たないかくらいに、

「登録ありがとうございます!」

と電話がありました。

「はやっ!」

と思いました。笑

 

訪問看護師か皮膚科のクリニックで
探していると伝えると、条件に合ったところをいくつか教えてくれました。

 

しかし、
クリニックは、午後の診察が終わるのが
19時くらいのところが多く、
帰りが遅くなってしまうことがわかりました。

それに比べて

訪問看護は、
始業時間は8時〜9時、
終業時間は17時〜18時くらいなので、
これなら家庭との両立出来そう!
と思いました。

 

そこで、紹介された訪問看護ステーションを
2社受けることにしました。

そのうちは1社は車で10分ほどの
ところにあるステーションでした。

家から近い…。

訪問先が知り合いだったら嫌すぎる…。

正直に言って、気乗りがしませんでした。

しかし、転職サイトの方の強い勧めもあり、断りきれずに、面接を受けたのです。

今考えれば失礼な話しですが…。

 

そして、実際に受けてみたところ、

面接担当者の印象がよく、

「経験年数は気にしなくて良いから。
ゆっくり覚えてくれればいいよ。」

 

と、すごくウエルカムな雰囲気で、

すごく良い!

ここで働きたい!

と、一気に気持ちが傾きました。

 

もう1社も受けましたが、
気持ちは変わらず、始めに受けたところに
就職が決まりました。

 

もし、自分1人で転職先を探していたとしたら、相当迷い、時間がかかっていたと思います。

ですので、客観的に見て、的確な
アドバイスしてくれる転職サイトを活用して良かったな!と思いました。

 

転職して、世界が変わった!

 

訪問看護師として働き始めて、
嬉しかったことは

  • 夜勤がない
  • 土日祝日が休み
  • 定時で帰れる

という点です。

 

夜勤がないので、生活のリズムが整い、身体が軽くなりました!

定時で帰れて、土日祝日もお休みなので、子どもとの時間が増えました!

習い事の送迎もバッチリできます。

夫の負担も減り、夫婦げんかも減りました。

 

しかし‼︎
夫婦の溝はすぐ修復できるほど甘いものではありません。笑

 

それはこれから徐々に…
というところでしょうか。

 

あと、訪問看護師になってからは、
ゆったりとした気持ちで仕事を
することができています。

 

病棟では常に時間に追われていました。
特に、鳴り止まないナースコールに
辟易していました。

ナースコールを押した患者さんに

「すぐに伺いますので、
ちょっと待ってて下さいね。」

今、ケアをしている患者さんにも

「またすぐに伺いますので、
ちょっと待っててくださいね。」

と、ケアが中断され、中途半端になって
しまうことがありました。

 

仕方ないとわかっていても、
私にとってすごくストレスでした。

 

しかし、
訪問看護では、訪問している間の時間は、
1人の利用者さんのためだけに使えます。

訪問看護では当たり前のことなのですが、
私にとっては本当に嬉しかったです。

 

病棟で働いていた頃に比べて、本当にストレスが減りました‼︎

 

将来の夢は離島で働くこと

 

訪問看護師として経験を積んだ後は、
その経験を生かして、離島で働いてみたいな、と思っています‼︎

なぜなら、昔から、
離島暮らしに憧れているからです。

 

看護師は資格さえあれば、どこでも働けるので、つくづく素晴らしい資格だなと思います。

 

まとめ

 

看護師=怖い

それが私の小さい頃のイメージでした。

看護師に憧れることも、
なりたいと思ったこともありませんでした。

性格的にも、看護師に向いていないし、
私は看護師になってはいけない人種、
くらいに思っていました。

昔からの私を良く知る友人だって、
私が看護師になるなんて有り得ないと
思っていたと思います。

そのくらい、看護師という職業は私にとって一番縁のないものだと思っていました。

それが、子どもを産んで、その後の将来を考えた時に、看護師に挑戦してみようという気持ちになりました。

 

「主婦から看護師って無謀かな?
主婦から看護師なんて、何考えてるの…?
とみんなに思われてしまうかな?」

周囲の目も気になりましたが、それとは裏腹に、周りはすごく応援してくれました。

 

あの時、もし看護師になることに挑戦していなかったら…。

変わらない現状にまだ悶々としながら、生きていたんだろうな…と、正直ゾッとしてしまいます。

実際に、看護師になってからは、そうでないときに比べて、お給料もやりがいも
比べてものにならないくらいアップしました。

しかし、今度は家庭崩壊という危機に陥ってしまいました。

病棟は夜勤、残業、委員会、研修と、
やることがたくさんあり、
主婦にはとても家庭との両立が難しく、
過酷な状況です。

 

家にいる時間が少なくなり、
夫や子どもとの関係にも影響してきます。

夫は家事の負担が増えてイライラし、心に余裕がなくなってしまいます。

子どもは母親がいなくて寂しい思いをします。

それに、夫婦のケンカや、家の暗い雰囲気に心を痛めてしまいます。

子どもは、心身ともに大切な時期ですから、成長に影響が出やすいです。

 

家庭崩壊の危機に陥った時、看護師は自立ができるので、離婚という選択肢をする方も多いですね。

 

でも、病棟勤務にこだわらなければ、
家庭との両立は可能です。

実際、私は、転職することで、
看護師も家庭も続けることができました。

もし、病棟にしがみついていたなら、
とっくに家庭は崩壊していたかもしれません。

 

家族が幸せでなければ、
自分も幸せになれません。

そして、患者さんや利用者さんも、
幸せにすることができません。

というわけで、

これからも、自分のライフスタイルに応じて、臨機応変に看護師を続けていけると良いなと思っています‼︎

 

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