看護師辞めたい男性へ!!辞めたい理由とタイプ別オススメ転職先8選!!【保存版】

仕事における男女均等が叫ばれても
依然看護職は圧倒的女性優位の世界。

決意をもって看護師になっても
様々な障害や不当な処遇で気持ちが折れてしまう
男性看護師は少なくありません。

しかし
暗くなる必要はありません!

近年では
男性看護師の受け入れも進んでおり
需要が高まる傾向
にあるんです。

「辛い」「辞めたい」と感じても
自分を責めることなく自信を持ちましょう。

この記事を見れば
男性看護師としてのビジョンが見え
明るい未来が開けますよ。

➡︎【参考記事】 看護師が転職で別の職業になるオススメの職業は??メリット・デメリット

看護師を男性が辞めたい理由は5つ!!

看護師の男性が辞めたいと思う原因は5つあります!!

実は
2004~2014年の10年間で男性看護師の数は2.34倍に増えているんですね。

それでも
男女合計114万人のうち
男性看護師の割合はわずか6.5%にしか過ぎません。

まだまだ少数派と言えるんですね~

では辞めたいと感じる理由を順に見ていきましょう。

看護師を男性が辞めたい原因①女性が多い職場での人間関係が嫌だから

看護師を男性が辞めたいと感じる理由は
女性が多い職場での人間関係が嫌だからです。

なぜか
それは女性優位という特有の環境にギャップを感じてしまうからなんです。
これは男性としてのプライドが少なからず関わってくるようですね。

例えば
同僚も上司も女性ばかりで、女性上司からみんなの前で注意される事や
「女社会と分かってきたんだから頑張りなさい」と
男性としての立場を理解してくれる直属の男性上司や同僚がいない事
精神的にきついようです。

また都合のいい時だけ
「男性だから」と仕事を押し付けられた

力仕事は自分から進んで協力しているのに
自分の受け持つ女性患者さんの
排泄や入浴介助をお願いすると嫌がられたりする場面などですね。

ということで
男性看護師は女性が多い職場での人間関係に悩んでいるんですね。

看護師を男性が辞めたい原因②仕事の将来性が不安

看護師を男性が辞めたいと感じる理由は
仕事の将来に不安があるからです。

というのも
男性として結婚や子育てといったライフステージを迎えるにあたり
安定と一家を支えるだけの十分な収入が必要となってきます。

そうなった場合
多くの男性看護師は
「先行きが見えない不安」
「将来の不安定性」
「辛くても辞められないプレッシャー」
を感じているからなんです。

例えば
妻が妊娠や出産・子育てのために産休や育休を取得した時に
一家の大黒柱として安定した収入を得なければなりません。

しかし
看護師は実績での昇給はありませんから
高い収入を得るためにはそれだけ長く同じ職場で働き続ける必要があります。

「俺はずっとこの病院で働いていくのか・・・?」
と悩みは尽きないですよね。

また
世間一般の男性と同じく
同じ職場で働き続けることは暗黙の期待となっています。

それがプレッシャーとなってしまっているんですね。

新たなキャリアを身に付けたいと
思っていてもそれが邪魔をしてなかなか踏み出せない現状があります。

というわけで
男性看護師は仕事の将来性に不安があるから辞めたいと感じるんですね。

➡︎【参考記事】 看護師で年収800万稼ぐことはできる??高収入ナースへの3つの道

看護師を男性が辞めたい原因③一般男性に比べて収入が少ない

看護師を男性が辞めたいと感じる理由は
一般男性と比べて収入が少ないからです。

なぜなら看護師は昇給額が少ないからです。

看護師の給与体系は多くが固定昇給で
成績に応じてボーナスが上がることはなく
特に大手企業の会社員と比べると
40代以降給与面で大きく差が出ることは間違いありません。

具体的な数字で見ると


看護師の平均年収は、男性で486万円、女性で477万円(「賃金構造基本統計」)
サラリーマンの平均年収は、男性514万円、女性で272万円(「平成26年民間給与実態統計調査」)

サラリーマンだと男女の給与差は2倍となり
しかも男性に限定してみると
看護師よりもサラリーマンの給与がはるかに高いんです。

こうした給与事情があると
一家を支える大黒柱としては収入面に不安が
付きまといますよね。

看護師を男性が辞めたい原因④設備面の不備

看護師を男性が辞めたいと感じる理由は
設備面の不備がまだまだ多いからです。

なぜなら
看護職が「看護婦」のものと思われていた時代が長すぎたため
感覚的にもシステム的にも男性看護師の受け入れ態勢が整っていないからなんです。

例えば
男性看護師を初めて受け入れる病院だと
更衣室が物品管理室の一角だったり
トイレの数も少なかったり
夜勤に入らないといけないのに仮眠室がなかったり


入職後何か月も経つのに処遇が改善されない
ケースが多かったりするんです。

だから
設備面の不備で辞めたいと感じる男性看護師が多いんですね。

看護師を男性が辞めたい原因⑤女性患者からの拒否が悩み

看護師を男性が辞めたいと感じる理由は
女性患者からの拒否に悩むからです。

男性看護師は
「男性だから」という理由で女性患者にケアを拒否されることがあります。

女性が羞恥心から断るのは仕方がないことだと分かっていても、
自分のケアを否定されているようで傷付きますよね。

私の知人の男性看護師の場合は
「男性」というだけで気が利かない夜の見回りは
怖いから女性にしてほしいなどと先入観から拒否されるケースもあるようです。

同僚の女性看護師に事情を説明して
業務を代わりにやってもらわなくてはならないのも
自分に非があるわけではないのに・・・と感じますよね。

だから
男性看護師は女性患者に拒否されるから辞めたいと感じているんです。

これらの理由で男性看護師はとても肩身の狭い思いをしながら働いているんですね。

看護師なんて辞めてしまいたい!
と思う方も多いと思いますが、ちょっと待ってください!
近年では男性看護師に対する見方は変わってきているんですよ!

➡︎【参考記事】 看護師の給料が高い科【特徴5選】これさえ知れば大丈夫!!

男性看護師は辞めたいかもしれないけど……需要は高まっている!


辞めたいと感じているかもしれませんが
男性看護師に対して期待する声は多く
需要は着実に高まっています。

え、そうなの!?
と驚かれた方も多いのでは?

男性看護師には
質の高い看護が出来る人材が多く
幹部候補生として
期待を掛けられるケースが多いからです。

男性看護師の場合
医療系の4年制大学を卒業し
新卒から高い給与を得ていたり
各種の資格取得に励む傾向にあるんです。

また
75%の医療機関が「男性看護師を増やしたい」と答えています。
(「厚生労働省管轄 医師・看護師等の働き方ビジョン検討会で実施されたアンケートより」)

さらに男性看護師の働きやすい環境整備のため
次のような啓発活動があります。

  • 各部署への男性看護師の複数配属を推奨
  • 日中及び夜間の勤務帯において1名以上の男性看護師の配置を推奨
  • 男性看護師の育休取得を推奨

厚生労働省が積極的に男性看護師雇用に介入することで病院側の受け入れ態勢が
急激に進行しています。

男性看護師の活躍によって
患者ニーズに合わせた看護の幅が広がり、全体的な看護の質の向上につながる
効果を期待されています。

だから今後男性看護師の活躍の場がどんどん広がり
需要が高まっているんですね。

病院側の意識改革と受け入れ態勢の整備が整えば
どの病院でも男性看護師の
配置が当たり前となるでしょう。

高次医療を行う大規模病院での男性看護師の採用が当たり前となれば
働き方の事例が増えるとともに
雇用のメリットにも理解が示されていく
はずです。

そうなれば今まで悩んでいた職場の働きにくさも解消され
男性看護師として
自信を持って働き続けられるようになりますよね。

➡︎【参考記事】 知らなきゃ損!看護師の転職で給料が下がる原因8つ!

看護師として男性がやりがいを持って働くには??


男性看護師はこれから必要とされてくるのは分かったけど
今すぐ職場待遇を改善したい!!

私のおすすめする悩みの解決法があります。
それは
まず今ある環境でソフト面ハード面から改善する方法転職する方法です。

ソフト面から改善

男性看護師は肩身が狭い
理解されないとマイナスに捉えがちですが
見方を変えることで今の職場での自分の意義を見出すことが出来ます。

つまり
相手に理解してもらおうと思うのではなく、自分から歩み寄ってみましょう。

男性という立場をいかにプラスに生かせるか

これを考える姿勢が
女性看護師からの信頼に繋がります。

というのも
看護師という職業が他の仕事に比べても非常に責務が大きく
厳しい労働環境であることは誰より女性看護師たちが経験しているからです。

「力仕事を分担できるので頼もしい」
「男性がいることで職場の雰囲気が良くなる」

と、むしろ「女性の職場だから」と頑なになる様子はなく
逆に頼りになる存在に育ってほしいという声が多く聞かれます。

というわけで
相手の理解を求めるより自分から歩み寄り
男性としても立場を
プラスとしてとらえ働くことが信頼に繋がるんですね。

困った時に助けてくれる人間関係を普段から築いておく

こういったコミュニケーションをとっておくことも大切ですね。

なぜなら
「どうしよう」と一人で抱え込んだ時ほどミスを起こしやすいんです。

ミスが起こることで信頼を失ったり
トラブルのもとになったりと負の連鎖に
陥ってしまうケースがあるからです。

相談出来る人を無理に同じ職場の人だけに限る必要はありませんよ。

例えば

職場の男性同僚、上司

特に男性の同僚や上司のサポートは心強いですよね。
同じ職場に限らず、同じ病院で働いているというだけで安心感は違いますよね。

外部の病院の男性看護師

外部の研修会に参加すれば他の病院や地域で働く男性看護師との交流が持てます。
最近ではSNSでも男性看護師の集まりなどもあり、横のつながりが作りやすくなっているんですよ。

看護師以外の職種

看護師同士だと視野が狭くなってしまうことがあります。
悩みがある時には全く違う視点からの意見を聞くことも出来ます。

だから
困った時に助けてくれる人と普段から関係を築いておくのが大切なんですね。

ハード面から改善

勇気を出して男性看護師の職場待遇改善を訴えましょう。

先ほども述べましたが
看護師は女性の職業と思われていた時代が長すぎたため
意識的にもシステム的にも男性看護師の受け入れ態勢はまだまだ発展途上です。

その原因の一つに
男性看護師のロールモデルの少なさが挙げられます。

つまり
男性看護師としてのお手本がまだまだ少ないんですね

そうした中で働くためには前例がなければ自分が作っていこう!という気構えが
ある程度必要です。

声を上げることでその意見が反映されるケースもありますし
病院自体がどう改善したら良いか悩んでいることもありますので
あなたの声を届けることで
その次のステップに進む足掛かりになるかもしれません。

だから
職場待遇改善を訴えることは大切なんですね。

それでも
やはり今の職場で働く意義が感じられない!!
という人は
思い切って転職をおすすめします。

➡︎【参考記事】 看護師が転職で別の職業になるオススメの職業は??メリット・デメリット

男性看護師のタイプ別おすすめ転職先をご紹介!

女性の職場に疲れた男性看護師→男性看護師の多い職場がおすすめ

女性の職場に疲れた方は
男性看護師の多い職場をおすすめします。

というのも
男性が多い方が精神的に楽で働きやすいですよ。
悩みを気兼ねなく共有する事もできるからです。

男性看護師の割合の多い大病院
その中でも特にICU救命救急センター
オペ室小児科精神科は男性看護師の割合が高いです。

それに
男性が多い病院では「男性看護師会」という特有のサークルが
開催されているところもあります。

男性ならではの悩みを相談したり
共有できるので働きやすいこと間違いなしですね。

だから
転職先は男性看護師が多い職場をおすすめします。

将来性が不安な男性看護師→訪問看護師 がおすすめ

将来性が不安という方には訪問看護師をおすすめします。

というのも
訪問看護は経験を積めば自分で訪問看護ステーションを立ち上げ、
看護師でも事業者=社長になることが可能だからです。

それに訪問看護師は患者さんの自宅を自分のペースで回ってケアするので、
1人で気楽に働くことが出来るからです。

ということで
将来性に不安のある人は訪問看護師をおすすめします。

CHECK!【看護のお仕事】は好条件求人が多い。そして条件交渉でさらに……

給料が少ない男性看護師→キャリアアップ&大病院がおすすめ

給料が少ない人にはキャリアアップと大病院への転職をおすすめします

キャリアアップしよう

男性看護師は給料アップを狙うならキャリアアップを目指しましょう。

キャリアアップすればその分手当がついて給料が上がりますし
管理職になれば必然的に給料はあがりますよね。

例えば
認定看護師専門看護師師長看護部長などですね。

でも看護師の世界は女社会
男性が皆無の職場でのキャリアアップは正直難しいです。

「看護師長が男性なんて!」
と考えている病院もまだあるんです。

だからこそおすすめなのが、

大病院へ転職しよう

キャリアアップを決意するのと同時に
男性看護師が多く働いている都市部の
大病院への転職をおすすめします。

なぜなら大病院は給料が高いからです。

それに能力があれば
男性看護師でもきちんと評価してもらえる環境が整っているからです。

具体的にみると、


勤続10年の看護師の給料は病床数が多くなればなるほど、高くなる
(「日本看護協会 2013年病院における看護職員需給状況調査」)

という結果があります。

だから、男性看護師は
給料アップを狙うなら大病院に転職してキャリアアップを目指すと良いでしょう。

女性患者からの拒否に悩む男性看護師→オペ室やICU・救命救急センター・小児科がおすすめ

女性患者からの拒否に悩む人はオペ室ICU救命救急センター小児科
おすすめします。

というのも
状況や患者年齢によっては男性であることを意に介さないからです。

ICU・救命救急センターならば
命の危機に瀕していますので「恥ずかしい」と
思うどころではありません。

そういった点でトラブルになることが少ないからです。

オペ室も麻酔がかかるので
手術中は意識がなく男性だからと言って拒否されることはありません。

小児科も患者が子供なので
思春期以前であれば男性だからと拒否することはありません。

それにこれらの病棟では男性の特性でもある
「力の強さ」「体力」が生かせる部署
ですのでやりがいも感じられますよね。

だから
女性患者の拒否に悩む方はオペ室やICU・救命救急センター・小児科で
働くことをおすすめします。

CHECK!「看護のお仕事」で転職後。幸せを感じられる看護師が多い理由

看護師を辞めたい男性看護師のまとめ

男性看護師であるために
肩身が狭い思いをする必要はありません。

なぜなら近年では意識的に、システム的に
男性看護師を雇用しやすいように
国をあげて受け入れ態勢が整備されてきているからです。

看護師として安定した収入が得られ、キャリアアップも目指せる。

そんな職場がどんどん広がってきているんです。

男性看護師として自信をもって、自分に合った職場を見つけて下さいね。

タイプ別おすすめの職場

  • 女性のが多い職場に疲れた方は、男性の多い職場がおすすめ
  • 仕事の将来性が不安な方は、訪問看護師がおすすめ
  • 給料に悩む方は、キャリアアップ&大病院がおすすめ
  • 女性患者からの拒否に悩む方は、オペ室、ICU、救急救命センター、小児科
    がおすすめ

➡︎【参考記事】 看護師が転職で別の職業になるオススメの職業は??メリット・デメリット

CHECK!【実体験】転職なんて諦めかけてた私の転職ストーリー

私は本気で看護師さんに幸せになって欲しい

私は辛いままの看護師さんを救いたい!

これまで書いた記事は200記事。

これだけ情報を集めてきて思うのは
耐えてるだけでは状況は変えられないってことです。


看護師れもん

給料が低くても
体が、心がボロボロでも
耐えてるだけでは何も変わりません!


そんな中一番確実で簡単なのが転職することです。


  • 職場では怒られてばかり
  • 会話すら楽しめない
  • 勤務中に涙が止まら無い
  • 心に余裕がなくて家族にも迷惑をかける

こんな暮らしをしてきた看護師さんが、1ヶ月後には


  • 給料が上がった
  • 同僚との会話が楽しい
  • 子供と会える幸せな毎日
  • プライベートも楽しめる

って暮らしをしてたりします。

看護師れもん

行動した人の生活は
変わっていっています!


学生時代から勉強して受験に受かって
看護学校で勉強し
壮絶な看護実習を仲間と乗り越えて
晴れて看護師になって・・・我慢地獄。



こんな人生おかしい!
苦しいだけの看護師はやめましょう!


看護師って、もっと幸せに働くことができます。

4つのポイントさえ押さえれば
看護師で超幸せになることは可能なんです!


看護師として幸せになる転職術をこちらの記事で解説してます!
耐えるだけの看護師を終えたい方は読んでみて下さい。


看護師れもん

この記事があなたの人生の転機になる!

CHECK!「看護師の幸せを作る4ヶ条」これさえ知れば転職も安心!

何もしなかったら変わりませんよ!^^;


忙しいのはわかりますが、いつだって忙しいはず・・・。


今、1分読んでみるだけで
この先30年の人生が変わるかもしれないんですから
ちょっと立ち止まって読んでいって下さい♪